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あなたの肌トラブルを体の内側から診てみましょう。

厄介なニキビ、たるみなどの肌トラブル。実は体のSOSを伝えているのかも?ぜひキャッチして美肌を目指してましょう!

 

肌のケアといえば内側からが6~7割、と和漢のみならずスキンケアの世界でも考えています。
体の内側に必要な栄養を取り入れ、不要なものは出す。
すると効率よく全身に作用するので、やはりお食事を見直すのはおすすめです。

 

まず、体調不良の時、普段と違う顔色になります。

この時どういった顔色になるかによって、体のどの部分が疲れているかを見ます。

 

1・顔色が青黒い場合は肝臓がつかれています。

これは肝臓の機能が低下すると、毒素をうまく分解出来なくなります。
汚れた青黒い血液が体を巡るから顔色が青黒く見えるのです。

お酒を飲む以外には寝不足なども原因になります。

おすすめ食材は緑色のもの。
緑色の葉野菜ですね。特にブロッコリーはビタミンもたっぷりなのでおすすめ。

他にはレバー、ひじき、あさり、しじみ、鶏肉、クラゲ。

調理油だとゴマ油がおすすめです。

また酸味も肝臓に働きかけます。

レモンや酢の物、クコの実、梅干し、などを疲れを感じる時に取り入れてみましょう。

 

2・顔色が赤い場合は心臓がつかれています。

本物の火も上にあがっていきます。
これと同じことが人体にも起きており、顔が火照ったり赤くなるということです。

おすすめ食材は赤色のもの。

赤パプリカ、トマトや人参、スイカ、紫玉ねぎ、なす、いちじくなど。

つかれた時には苦みのある緑茶、ゴーヤなどもおすすめ。

 

3・顔色が黄色い、土色の場合は胃腸がつかれています。

胃腸機能が低下するとうまく栄養を取り入れられなくなります。
血虚になると顔にも血がうまくまわらないので、黄色っぽく(黄土色のようにも)見えるということです。

おすすめ食材は黄色のもの。

かぼちゃ、芋類、みかん、とうもろこし、魚介類、椎茸、冬瓜、白菜、パイナップル、バナナなど。

それと血をつくる人参、レバー、牛肉などもおすすめ。

消化不良なら酢の物、レモン、玉ねぎ(これらは胃酸が出て痛む時は使わないように)

甘味も良いのですが、人工甘味料ではなく野菜や果物、はちみつ、水飴などの天然ものを使いましょう。

 

4・顔色が青白い、白い場合は肺がつかれています。

肌の乾燥、発疹、のどが痛むなど呼吸器系機能が低下したり、血が不足すると顔色が悪くなります。
この場合血液と体液の両方が不足しているため、胃腸とは違う顔色になるということです。

おすすめ食材は白色のもの。

牛乳、豆腐、えのきだけ、大根、かぶ、カリフラワー、にんにく、長芋、白ネギ、じゃがいも、りんご、梨など。

また体を乾燥から守るはちみつ、オリーブオイル、いちご、アスパラガス、白きくらげ、卵。

血を作るために人参、ほうれん草、レバー、肉類もおすすめ。

特に卵は体液も血液も作るもとになってくれますので最推しです。

つかれた時はスパイシーなものを取り入れましょう。
唐辛子やらっきょう、ショウガ、ネギなど。

 

5・顔色が黒い場合は腎臓がつかれています。

腎臓は水です。本物の水も、溜まればどす黒くなります。
その他白髪が目立つ・増えた、腰痛、むくみ、生理痛などが出ることもあります。
腎臓は生殖器も含むと考えられていますので、性ホルモンのバランスも意識しましょう。

おすすめ食材は黒色のもの。

海藻類、豚肉、ウナギ、牡蠣、黒豆、ブラックマッペもやし、ゴボウ、黒い粒粒が残っているこんにゃく、黒きくらげ、黒ゴマ、プルーン、ブドウなど。

つかれている時は塩分のあるものを取り入れましょう。
梅干し、漬物など。

心臓とのバランスは気になるけど塩分の摂り過ぎが気になる場合、食材の色で揃えると無難です。

 

では次に、五臓が関わる顔の部位を見てみましょう。

おでこは心臓。

左頬は肝臓。

右頬は肺。

鼻は脾臓(もしくは胃腸)

あごは腎臓。

 

思春期にニキビが出来るのはホルモンなどの関係からで、ある程度は仕方のない普通のことですが、大人になってからだと大体が内側の不調からです。

 

ではどの位置に肌トラブルが出るかでみていきます。
まずおでこは3つに分けて考えます。

 

1.おでこの上は肝・心の不調です。

仕事での考え事が多くストレスを感じている場合、おでこの上の方にニキビやシワが出来てきます。
加齢としても、ここのシワが目立つのであれば肝臓がつかれてるのかもしれません。
緑色食材を取り入れましょう。

恋愛やプライベートの人間関係で悩んでいるのであれば、心臓あたりがもやつくことがあるでしょう。
仕事上のストレスより心のモヤモヤが気になるのであれば、心臓がつかれていると考えられます。
赤色食材を取り入れましょう。

 

2.おでこの真ん中は脾・肝・腎の不調。

便秘や下痢、消化不良など起こしていませんか?
この場合、おでこの真ん中あたりにニキビやたるみなどのトラブルが出ます。
脾臓(もしくは胃腸)が疲れているサインかもしれません。
黄色食材を取り入れましょう。普段から食べ過ぎなら、量を減らすなどして胃腸を休めてあげることも有効かもしれません。

誰でも目の下にクマはありますが、おでこのトラブルと同時にクマがすごく目立つようなら肝臓がつかれている可能性が高くなります。
緑色食材を取り入れましょう。

耳はどうでしょう。
おでこのトラブルと同時にちょっと聞こえづらい、耳鳴りがする、腰痛がある場合、腎臓が弱っているかもしれません。
黒色食材を取り入れましょう。

 

3.おでこの下の方は肺の不調。

ここは肺が不調の時、トラブルが出やすい場所です。
他にのどが不調、せきが出る、喫煙している場合、おでこの下の方にトラブルが出やすいです。
白色食材を取り入れましょう。

 

次に眉間・頬のトラブルを見てみましょう。
これは肌の具合によって見極めます。

 

1・心臓がつかれている場合、眉間に引っ張っても消えないシワが出来ます。

プライベートの人間関係の悩みなどありませんか?
気分をほぐすため、ティータイムにほっとする映画や写真、動画や音楽などの観賞も良いでしょう。

 

2・肺が疲れている場合、眉間に引っ張ると消える薄いシワ、ニキビなどが出来ます。

右頬にもニキビがある場合、肺が弱っている可能性が高くなります。
肺は乾燥と寒さに弱い臓器です。

白色食材がおすすめです。

 

3・目の周りや左頬にトラブルがある場合。

肝臓が弱っているサインかもしれません。
飲酒は控えている場合でも、睡眠は大丈夫ですか?
寝不足は肝を弱らせ、血を浄化しにくくします。
他に加齢であっても目じりにシワが出来ている、ニキビが出来やすい方も同じように肝臓からケアしてみましょう。

緑色食材がおすすめです。

 

頬全体のトラブル。
乾燥やニキビは肺や肝臓の機能低下の他、肩こりや腕の疲れが影響しているかもしれません。
肩こりなどは血瘀といって血の巡りが悪いことも要因となります。
ニラ・マイカイカなど血の巡りを促すもの、緑色食材がおすすめ。

 

その他。鼻・口元にニキビや肌荒れが出ている場合、胃腸が弱っています。
また消化不良からの便秘なども要因の一つ。
大根などの消化を促すものの他、黄色食材がおすすめ。

 

ほうれい線が気になる場合、脂肪が多い、もしくは筋肉が少ないなどのサイン。
胃腸が弱っている可能性もあります。
黄色食材を取り入れつつ、紅茶やたんぱく質のある食材を摂り、適度に運動しましょう。

 

アゴのニキビやたるみは腎臓が弱っているからかもしれません。
黒色食材がおすすめです。

 

最後に首ですが、これも胃腸が弱っているサインです。
黄色食材も良いのですが、腸の調子を整えるオリーブオイルや、運動などで腸を動かすようにしてみましょう。

 

ではここからは全身の肌トラブルです。
思い当たる症状をあるか考えてみて下さい。

 

1.まず寒さ暑さにより肌トラブルが出る場合があります。

寒冷蕁麻疹、と言われるものなどですね。
寒さで皮膚が白いままかゆみなどが出る場合、体を温めるものをよく飲食しましょう。
暑さで赤いかゆみなどが出る場合、体の粗熱をとるものを飲食しましょう。
どちらも汗をかくことで体に入った寒気・暑気を取り除きます。

寒さで出る場合のおすすめ食材はネギ、ショウガ、大葉、シナモン、パクチー、三つ葉、ミョウガなど。

暑さの場合は食用菊、ミント、葛根。

 

2.水疱・びらん(水疱などがただれた状態)・胸部膨満・食欲不振・つかれ・舌苔が白いなどが出ている場合

脾臓(胃腸)をケアするのがおすすめです。

脾臓のケアに役立つのは甘味。これもはちみつやフルーツ、野菜、お肉などの天然の甘味が良いです。
人工甘味料は栄養にならないのに、体に溜まりやすくさらにどんどん欲しくなるので注意です。
糖分には保湿の力があります。
保湿能力はもちろん必要ですが、水疱などはやはり水分が滞っているため、この水分を適度に抜く必要があります。

おすすめ食材はナズナ、冬瓜、緑豆もやし、金針菜、ハト麦、バナナ、チシャ、菊芋、鱧、白魚、フグ、蛤、小豆、大豆、黒豆、そら豆、李、とうもろこし、おおばこ。

 

3.肌が赤い、熱い・びらん・膿胞・かゆみ・疼痛・口が渇く・便秘・尿が赤っぽい・舌苔が黄色。

臓器に熱がたまっていると以上の肌トラブルが出てきます。
まず体に溜まった熱を取ります。血を冷やし、浄化しましょう。

おすすめ食材はレンコン、セロリ、白菜、たんぽぽ、緑豆もやし、オリーブなど。

 

4.皮膚のかゆみ、びらん、食欲不振、腹痛、下痢。

昆虫、水虫や寄生虫などが原因となっているかもしれません。
食材に潜んでいることなどがあり、よく洗ったつもりでも落としきれなかった可能性があります。

おすすめ食材は体の熱をとるためレンコン、セロリ、白菜、たんぽぽ、緑豆もやし、オリーブ。

虫にたいしてはニンニクとはちみつ、ザクロの皮など。

特にニンニクとはちみつが良いのですが、この二つは一緒に摂ってはいけないと言われています。昼食、夕食時、と分けて使用するようにして下さい。
それとアスパラガスもおすすめです。

 

5.突然出てきて症状をくりかえすタイプの肌の赤み・腫れ・水疱・びらん・かゆみ・疼痛・熱っぽさ・舌苔は黄色でねっとりしている場合。

薬・食材・虫・化学物質が原因となっている可能性があります。
体の熱を取りつつ、肝臓をケアすることで毒素の排出を促しましょう。

おすすめ食材はレンコン、セロリ、白菜、たんぽぽ、緑豆もやし、オリーブ。

 

6.紫色の患部・うっ血のような斑点・ところどころ節だっている・塊がある・肥厚・生理不順・舌に紫色の点々がある場合

気滞・血瘀の時にこういった症状が現れます。
ストレスによる気の滞り、血の滞りが原因なので、まずはリラックスが大事です。それと運動をして、エネルギーを発散させつつ血の巡りを促しましょう。

おすすめ食材は気滞にはそば、玉ねぎ、らっきょう、なた豆、豆苗、エンドウ豆、かんきつ類、ジャスミン、マイカイカ(食用バラのこと。ローズレッドでも可。香りの良いものを選びましょう)

血瘀にはチンゲン菜、ニラ、ニンニク、ネギ類、サフラン、ブロッコリー、酢、紅花、山査子、ビート、くわい、ターメリックなど。

 

7.皮膚の乾燥・肥厚・きめの粗さ・かゆみ・めまい・顔色が青白い・舌苔は白い

乾燥による肺へのダメージが慢性化すると、肝臓が働きすぎて血液不足となり肌への栄養が失われています。
まずは血を養いましょう。

おすすめ食材は人参、ほうれん草、黒豆、落花生、ライチ、イカ、牡蠣、豚肉、牛肉、鶏肉、ブドウ、レバー、赤貝、当帰、白きくらげ、黒きくらげ、白ゴマ、黒ゴマ、ウズラの卵、いのしし、牛乳、ラード、オリーブオイルなど。

 

8.ひどいかゆみ・頭痛・顔色は赤い・怒りっぽい・口内は苦く喉が渇く・舌が赤く舌苔が黄色

こちらも血が不足している時に出る肌トラブル。怒りは肝臓に属する感情なので、バランスが崩れ肝臓が勝ちすぎている状態といえます。
肝臓は火(心臓)を養います。
火が勝つと脾臓が働きすぎたり、肺を弱らせたりします。
そのため、肝臓を落ち着かせるため飲酒を控え、血を作ることで全身をなだめていきましょう。

おすすめ食材は人参、ほうれん草、黒豆、落花生、ライチ、イカ、牡蠣、豚肉、牛肉、鶏肉、食用菊、あわび。
特に牡蠣がおすすめです。

 

9.皮膚の乾燥・肥厚・きめの粗さ・皮膚が白い屑状になって剥がれ落ちる・かゆみ・黒ずみ・脱毛・爪に光沢がない場合

これは皮膚炎が慢性化しているかもしれません。
これは肝と腎の働きが鈍った状態で、とにかく肝臓と腎臓をそれぞれケアすることが大切になってきます。
腎臓は生殖器も兼ねているというのが東洋医学の考えなので、性ホルモンが乱れている可能性もあるかもしれません。
耳鳴りやつかれ目などもある場合、肝臓と腎臓がかなりつかれているのでよくよく労わってあげましょう。

おすすめ食材は百合根、黒豆、大豆製品、牛乳、卵、貝類、クコの実、クルミ、黒ゴマ、黒きくらげ、レモン、ひじき、こんにゃく、人参、ほうれん草、黒豆、落花生、ライチ、イカ、牡蠣、豚肉、牛肉、鶏肉、ライチ、ブドウ、ごぼう、うなぎ、海藻類、プルーン、くらげ、ニラ、セリ、ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、枝豆、小松菜、オクラ、春菊、桃、酢など。

 

以上の症状で気になるものがあれば、勧めている食材を積極的に摂りつつ、他の色、味覚のものも揃えていきましょう。
一つに偏るとそれもまた肌トラブルを招いてしまうかもしれません。
全てにおいてバランスが大切です。

 

肌トラブルの要因は、ストレスから副腎に負担がかかった可能性もあります。
免疫低下、性ホルモンバランスの乱れなども肌トラブルの原因となります。
ビタミンは副腎に良い他、肝臓にも働きかけ、性ホルモンの栄養素にもなります。
肌をきれいに導くので、ビタミン類は積極的に取り入れましょう。

 

シャワータオルやスキンケアで、つい摩擦してしまったことでニキビが増えた、ということもあります。
コスメやスキンケアアイテムが肌に合わなかった可能性もあるでしょう。
こういったことがきっかけの場合、スキンケアを見直すことで美肌になれるかもしれません。

 

それと運動不足も要因の一つです。
筋肉が動けば血行も良くなりますので美肌に近づけます。

思わず触れたくなる美肌を目指して、体の内側から美しく健康的になっていきましょう!

 

・皮膚病の場合「とにかく皮膚が弱い」ということがあるので、全てが内側に原因があるわけではありません。そのあたりもご理解下さい。

スキンケアの観点からも見てみましょう。→肌質診断

 

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