よく聞く話なのですが、やはり「靴」って大事ですね。
私自身も、美容院に行ったときはやはり靴の話から始まりました。
以前お見かけしたのは靴底が真っ赤なハイヒールを履いていた女性。
すんごい色っぽい。
これは女性目線での感想かもしれませんが、やはり赤を見えにくいけどハイヒールなのでちら見えするという部分に持ってくる大胆さには憧れました。
さらに足首が細く見えるので、さらに色っぽい。
ハイヒールってみてるだけも気分があがるんですよね。
↓これは私物です。
赤いのが良いなあ、と思って自分で塗っちゃったんですよね。
どれも自慢できるほど高いものじゃないのですが、とても気に入っています。幸せなじこまんぞく……!
さて、つい先日お見かけしたのは着物をお召しの若い女性、靴はヒールのあるブーツ。
着物はそれだけで目立つし、それにブーツを合わせるのはおしゃれ……と思っていたのですが、
ブーツ、ちょっとぼろけていたんですよね。
それがすごい気になってしまって「ああ、惜しい!」と思いました。
絵がきれいなのに額がちょっと……という「あともうちょっとなのに感」が出てしまっていたんですよね……!
すごく大きなお世話で、失礼しました!
でもお着物姿すごく素敵だったので……もったいないなあーと。
なんていうか、「絵」はきれいなのに、それを飾る「額」がいまいちという感じです。
額がぴたっと来ると、絵も引き立ちます。
靴は額のようなものかな、と最近思っています。
靴というのは見えにくい部分です。
その見えにくい部分が実は一番大事ということ。
おしゃれは足元から、とよく言いますが、もう一つあるのは人事の人は足元まできっちり観察しているというもの。
よくことわざでも
「足下を見る」
「足が出る」
というのがあります。
「足」というのは「経済力」を表す言葉に多いですね。
自分からは一番目立つところではないからこそ、手を抜きがち。
だからこそよく見ている人は足を見ることで、その人の性格や経済状況を見抜くのだそうで……。
「靴磨き」が仕事として成り立っていたくらいですから、思っている以上に大切なアイテムだそうです。
「服は安物でも良い、靴をきれいにしている人が信頼できる」
と言う方もいらっしゃいます。
健康のためにも靴は大切ですし、何事も体が資本なので、かなり頷ける意見ではないでしょうか?
「お金に余裕がないから、良いものばっかり買えない」
という場合でも、手持ちの靴を綺麗に磨くことは出来るはず。
安いものでも大切にすれば、それが清潔感、丁寧さ、好印象につながっていきます。
美容師さん方が靴から話題作りをされるくらいですから、やはり重要なアイテムなのでしょう。
さらに日本ではお座敷のお店も多いです。
ここで靴をそろえて直す、という仕草は「今すぐ結婚できるで」と冗談であってもそう言わせる仕草ですし、
さらに靴を履きながら上目遣いで誘う仕草もかなり色っぽいもの。
がにまたおっさん履きしたらいかんよ。スカートの中見えてまうで。その中を見せないよう隠す仕草もまた色っぽいんだから。
(私よくやりそうになるので本当毎回気を付けてる)
某テレビ番組内で、男性モデルさんが女性タレントさんのコーディネートをするという企画の中、ピンのハイヒールを用意していました。
「こんなのはけないですよ!」
という女性タレントさんに対し、男性モデルさんは
「これをはいて男にエスコートさせるんですよ」
と一言。
(す、すごい……!なんて王子様発言。でもこれを理解してる男性て少ないやろなぁ)
と思ったのは私。
「キザやなあ」
と言ったのは当時一緒に見ていた母。
どっちの印象を持たれたかはあなた次第!
男性モデルさんは当時30代だったので、かなり手慣れているからかもしれませんが、けっこうドキドキすること言いますよね。
それに、「足が不安定に見えるヒール」はやはり人の目を引きます。
実際、男性の意見でも「ハイヒールは見てて不安になる」とよく聞きます。
視線を惹きつけられている証拠じゃないですか。
男性はその昔「狩り」に出ていたわけですから、獲物としては足の弱そうな、になるのでしょう。
もしかしたらその流れなのでは……と個人的に考えています。
「足の弱そうな、不安定な女性はねらい目」
みたいな?
もしくは「不安定に見えるヒールをはいて、歩ける」という脚力とバランス感覚の良さに惹かれるのか。
叶うなら「裸足」で土、砂、水に触れたい時もあります。
裸足で歩き回れたら気持ちいいだろうなあ、とも思うのですが。
靴、可愛いんだよなぁ。
奥深い「靴」の世界。
もちろんハイヒールでなくても構いません。
歩きやすいもの、お気に入りのものが良いのです!
お気に入りの靴をぴかぴかに磨いて、外の世界を歩こうではありませんか。