残念美女が教えてくれたこと
「百年の恋も冷める」——そんな事態、避けたいですよね。
都会で見かけた、ある“残念美女”たちの話。
😥残念な美女、その1
細い歩道を並んで歩く、二人の美しい女性。髪は艶やか、服もバッチリ決まっている。
……が、彼女たちはスマホを見ながらのろのろと進んでいる。
対向の歩行者は仕方なく車道に降りるしかなく、後ろを歩くスーツ姿の男性は抜かすこともできずイライラ。
あれだけ完璧に着飾っているのに、振る舞いがこれでは台無し。惜しい。
🤔残念な美女、その2
電車に乗ると、まるで読者モデルのように可愛い女性がいた。
ただ、その手には菓子パン。
指でつまんでは食べ、そのままの手で手すりをつかみ、またパンを口へ。
うわ、不衛生……。
そしてさらに、彼女は車両のつなぎ目にある壁にもたれ、足を伸ばしてリラックス。
……問題は、その目の前がトイレで、通路が狭いこと。
向こうの車両からスーツの男性がやってくるが、彼女は足を引く気配なし。
男性は仕方なく、彼女の足を跨いで通る。
彼は何も言わなかったが、ずっと彼女を見ていた。
もちろん、好意的な目ではなく。
✨美しさは所作に宿る
つまるところ、残念美女ってすっごくもったいないんです。
「この人、外見だけじゃなく、人としても素敵だな」……そう思わせるのは、見た目だけではなく、振る舞いの美しさ。
とはいえ、私自身も完璧ではありません。
知らず知らずのうちに、誰かに迷惑をかけている可能性は高い。
だからこそ、ちょっとした“自分ルール”を作って、気をつけるようにしています。
㊙️私の“公共マナー”ルール
- ながらスマホはしない。
- 電車内で食べない。
- 狭い歩道で並んで歩かない。
- 十字路のど真ん中に立ち止まらない。
- 出入り口や通路をふさがない。
- エスカレーターやエレベーターの前で立ち止まらない。(これは本当に危険!)
- ロングヘアをなびかせて、後ろの人を攻撃しない。 (知人が女性の髪が目に刺さって痛かったと言っていたので、私は髪を前に流すようにしています。)
あなたも、公共の場での“自分ルール”、ありますか?
💖嬉しかった美女の教え
「残念な美女」の話ばかりではありません。
子供のころ、初めて使う蛇口に戸惑ったことがありました。
昔の蛇口はひねるタイプだったのに、新しい蛇口は横にスライドする仕組み。
上げても、下げても、水は出ない。
困っていると、隣にいた綺麗なお姉さんが一言。
「横に動かすのよ」
その瞬間、水が流れ、私の顔もぱっと明るくなりました。
名前も知らない人だけど、あの優しさは今でも覚えています。
ちょっとした心遣いが、誰かの心に長く残ることもあるんですよ。
💡まとめ
百年の恋が冷めるのも一瞬。
逆に、ほんの一瞬の気遣いで「素敵な人」という印象を残すこともできる。
だからこそ、公共の場でのちょっとした配慮、大事にしたいものですね。
そして……スマホを手放して周りを見渡せば、意外と素敵な出会いが転がっているかもしれませんよ?