生理が来る前、なぜあんなにも「食べたくて」「何か買い物したくて」「眠たくて」「何か働きたくて」たまらないのでしょうか……
思うに、これから寝込むからその前にやれることすべてやっておくという、「冬ごもりするためのリス」状態なのかと。
さて、PMS。これは非常にやっかいですよね。普段はのんきな私でもこの時は「私は何もできない人間なんだ~!」と落ち込んでました。
生理が始まって4日経てば治る期間限定のパニック症のようなもの。
しばらくの我慢だ、と泣きべそかきたいのも我慢してとにかく鉄分補給しようとレバーや小松菜を食べていたら翌日は平常心。
いつも通りの平和な頭。
「あれっ、もしかして鉄分のおかげ?」と気づき、かなり気持ちが楽になったことを覚えています。
ではおすすめの食材一覧をご紹介。
血を作るもの一覧
人参
ほうれん草
ピーナッツ 摂取上限:(粉状で)90g
竜眼肉 摂取上限:(粉状で)12g
ブドウ
干しブドウ 摂取上限:6~9g。お腹の調子が悪い時、下す要因になるので注意。
ライチ
各種お肉のレバー
豚の心臓
豚足
イカ
赤貝
当帰 摂取上限:6~15g
小松菜
鶏肉
牛肉
豚肉
羊肉
はちみつ
ローヤルゼリー
シイタケ
栗
キャベツ
カリフラワー・ブロッコリー
ジャガイモ
かぼちゃ
さつまいも
サメ
タラ
イワシ
かつお
なまず
まながつお
太刀魚
ウナギ
田ウナギ
桃
黒豆(ただし加熱調理したもの) 摂取上限:60g
体を温める食材一覧
ニンニク 摂取上限:30g
ニンニクの芽
ショウガ 摂取上限:3~9g
ネギ 摂取上限:3~9g
香菜(パクチー)摂取上限:3~6g
三つ葉
ミョウガ
シナモン 摂取上限:10g
カシア・シナモン 摂取上限:(粉状で)1.5~5g。そうでないなら5gまで。
(シナモンの名称に「cassia」と書かれているかどうか、よく確認しましょう)
シソ 摂取上限:12g
ニラ 摂取上限:100g
唐辛子 摂取上限:1~6g(個人差がありますが、目安としては汗をかかない程度。汗をかくと体は冷えます)
ピーマン
コショウ 摂取上限:0.6g(高血圧の方はなるべく使わないように)
花椒 摂取上限:6g
クローブ 摂取上限:1g
フェンネル 摂取上限:3~9g(妊活中の男性は使わないように)
桂花 摂取上限:3g
黒砂糖
鮭
鯵
鱒
玉ねぎ
らっきょう 摂取上限:12g
みかん
きんかん
橙 摂取上限:3~9gと言われているが、30g説もある。体調と相談して下さい。
仏手柑 摂取上限:3~9g
ジャスミン 摂取上限:1~6g(食事時は控えること)
マイカイカ 摂取上限:3~9g(食用バラのこと。エディブルフラワーで、ローズレッドも姉妹品。食事時は控えること)
青皮 摂取上限:3~9g
ライチの種 摂取上限:5~9g
くるみ
エビ
なまこ
イワナ
鹿肉
熊肉
血のめぐりをうながすもの一覧
青梗菜(ただし控えめに)
ビート(ただし控えめに。経血量が異常に多い時はおすすめ)
桃仁 摂取上限:6~9g
酢(胃腸の調子が悪い時は控えること)
ウコン 摂取上限:9g
川芎 摂取上限:9g
ターメリック 摂取上限:9g(寒気がある時は使わない)
ガジュツ 摂取上限:9g
丹参 摂取上限:15g
ヤクモソウ 摂取上限:30g(寒気がある時は使わない)
紅花 摂取上限:9g
チャイナローズ(月季花) 摂取上限:6g
ノウセンカズラ 摂取上限:9g(寒気がある時は使わない)
サンザシ 摂取上限:9~15g
よもぎ 摂取上限:10g
おすすめの飲料一覧
ココア
紅茶
(ジンジャーティー、シナモンティー、はちみつ豆乳ミルクティー、マイカイカを散らしたローズティーなどはさらに効果がアップします)
プーアル茶
ジャスミンティー
もしかしたらお気づきかもしれません。生理の時と同じです。でも特におすすめなのは違います。
特におすすめの食材はマイカイカです。
食用バラのことで、香りも良くハーブティーにも使われています。
マイカイカは体につまっているものを散らして流すイメージ。生理前、おっぱいが張って痛くなったことはありませんか?
その時に食べると良いとされており、早い人なら数時間で効果を感じられます。
もちろん体が温かく、血の巡りが良い状態だとなお良いので上で紹介した食材でごはんを作る、もしくは選んで食べるようにし、ティータイムに優雅にローズティーを飲むと良いでしょう。
一日あたりおおさじ1ほど、毎日でも構いません。ビタミンも多いので、美容に関心がある方にもうってつけ。
見た目や香りが華やかだ、とエディブルフラワーとして一時注目されましたが、本当は流行ではなくもっと日常的に、健康のため美容のために取り入れてほしい花です。
見た目だけじゃない中身のある花なので、女性は本能的にバラに注目しているはず。
イライラしたり、落ち着かない時に有効。香りの良いものを選ぶのが良いので、日本産、パキスタン産やフランス産のものに注目して下さい。
タンニンが含まれており、これは鉄分の吸収を阻害するので食事時はNG。ティータイムに飲むように。眠る前に食べるのも良いです。やる気が出ない時は控えましょう。
頭痛や体のこわばりなんかも、やはり血がないと起きやすい。精神的な不調も、血がないと安定物質といわれている「セロトニン」が脳に運ばれないという説もあるので、PMSに限らす気分が落ち込んで仕方ない人は鉄分補給を視野に入れてみて下さい。心配ならお医者さんに相談しましょう。
また、血をきれいにするために摂っておきたいのはビタミン類。
PMSは女性ホルモンのバランスが崩れているからイライラしてしまう、と考えられています。
女性ホルモンを安定させたいなら、イソフラボンやエクオール、そしてビタミンCとビタミンEが不可欠です。
これらは豆乳が有名ですね。あと、フェンネルもエストロゲンを高める助けをしてくれます。
ビタミンならジャスミンが両方を兼ねそろえていますのでこちらもおすすめ。
女性ホルモンはどちらかに偏るといけないので、ビタミン類、イソフラボン、エクオールを意識してみましょう。
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