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心理 生活

幸せにしてもらおうと考えている内は幸せになれない

当記事は意見の一つでしかありません。読んで「自分ならどう考えるだろうか?」という鏡にしてみて下さい。

 

 

幸せにしてもらおうと思っているうちは幸せになれない。

なぜか?

幸せは「自分の心の中・内側」で感じることだからです。

そもそも「幸せにしてあげる」という考え方は、極端に言うと「傲慢」なんです。
(新しい技術、社会的インフラなど人々や世界的な生活面で豊かさを向上させる意味での幸せにしたい、はまた別の意味で、とても素晴らしい考え方です)

カップルであれ友人であれ家族であれ、好意ある人に幸せになって欲しい、そう思うのは人として自然な感情ですし、それはもちろん尊ぶべきものです。

しかし「幸せ」と感じるは、あくまでも当人の中、私たち一人ひとりの心の中で生じるものなので、細かく言うと「本当の意味では自分しか自分を幸せにすることは出来ない」んです。

自分を満たせるのも自分だけです。幸せとはまた意味が変わりますが。

 

たとえば、恋人と喧嘩してすごーく機嫌が悪い時に、彼からすごく欲しかったものをもらったとしましょう。
素直に受け取れない場合、それって幸せでしょうか?
プレゼントを見る度「喧嘩」を思い出すとしたら?反すうは良くないですし、ものに罪はないとはいえ、ちょっともやっとしたり……。

 

たとえば、ずっと行ってみたかったエステサロンに行ったとします。
サロンの雰囲気はすごく良いのに、エステティシャンの人の接客態度が最低だった。
サロン自体に対してもちょっと嫌なイメージ残っちゃいますよね。

 

そんな感じで、受け取り方次第で「幸福かどうかちょっと変わってしまう」ことが起きるんですよ。
食べたかったケーキが目の前にあるのに、まさかの胃炎、となると、もう味わいどころではありません。

 

誰かに幸せにしてもらおう、そう考えていると、ずっと誰かに期待しなくてはいけません。
「彼はきっと私の好きなところへ連れて行ってくれるはず、え?お金がないから無理?体調悪いから無理?じゃあ私はどうすればいいの?」
願いがかなえられなくなった途端に期待は裏切られます。

 

反対に、自分が幸せにしてあげよう、と考えるのはどうなのか。
まず人の気持ちや心は目に見えません。
あれこれしてあげたつもりが、その人にとっては迷惑になっていた可能性すらあります。
そのため、自己満足になってしまう可能性が高くなるんです。
他人を幸せにしようとする気持ちは大切ですが、それに過度に依存せず、相手の立場や価値観を考慮することが重要です。

 

自分の心を支配できるのは自分だけですし、解放できるのも自分だけです。
もし喧嘩してしまっても、彼が贈ってくれたものを素直に受け取って「ありがとう」と言えるなら、それは一気に幸せに近づきます。

 

相手に与えられるものがあるとすれば愛情でしょうし、誠実さでしょう。
恋人に限らず好意ある相手のことを考えてプレゼントを選んでいる間、楽しいと思うものです。
こういう、自己満足と自覚している自己満足はいくらでもして良いでしょう。
相手がそれを受け取るかは関係なく、送りたかったからそうしただけ、という。

 

難しいですよ、幸せにしてあげる、という言葉は。
なんの計算もなく真心からそう言う人もいるでしょう。それは確かに真心ですが、行き過ぎると「してあげてる」になってしまうという。
相手は自力で幸せになれないか?なってはいけないか?
そんなわけないですよね。

 

他者の提供する幸せは一時的なもので、自分自身が持つ幸せは持続的で確かなもの。
自分を幸せにすることができるのは自分だけで、他者に期待しすぎないことは心の安定につながりますので、長い目で見れば良い人間関係の礎になるかもしれません。

 

 

そもそも「幸せになる」「幸せになりたい」は良い考えなのか?
もちろん人の価値観や考え方によりますが、過去や未来にこだわりすぎず、今この瞬間にも幸せがある、と見つけることが重要ではないでしょうか。

 

「幸せになる」という目標を持つことは素晴らしいことですが、その達成が未来の出来事や条件に期待しているのならば、時にストレスや焦りを生むことがあります。
(私も「今の環境は辛い。こんなの嫌だ!」となっていた時期があったのですが、それって「逃げ」かもしれん・・・と考えなおしたことがあります。逃げても良い時期は一時的にはあると思いますが、逃げてばかりだと進歩出来ないなあ、と)
そこで、今現在の瞬間に感謝し、そこに幸せを見出すことが、より充実感や満足感を生む可能性はあります。
幸せは目的や目標ではなく、大切にしたい「感覚」と言えるでしょう。

 

今苦しいことがある場合、なかなか見つけられない、あるいは幸せがあるのを認めたくない、となってしまうかも・・・。
そんなときはどうすれば?

1 感情を受け入れる。 自分が苦しんでいるときに、その感情を否定せずに受け入れてみましょう。
欲望と同じです、否定するから暴走しそうになる。
だから感情を押し殺すのではなく、その感情をみとめ、理解することが大切です。
感情に流されるのではなく、受け入れることでコントロールする感じです。
例・「ああ、私は今ケガをして歩けないことがひどく苦痛だ。それはそうだよね、好きな時に動けないんだもんね」

2 小さな喜びを見つける。 幸せを見つけることが難しい場合、小さな喜びや感謝の気持ちに焦点を当ててみるのはいかがでしょうか。
日常の些細な瞬間や身の回りのものに意識を向け、そこに幸せを見出す努力をすることが重要です。
例・「少なくとも帰る家がある、少なくとも食べたいものを選べる。コンビニに行けばスイーツだってあるし」
日常当たり前、と思っているものに改めて感謝してみてみると、世の中けっこう捨てたもんじゃない、と気付けるかもしれません。

3 助けを求める。 心の苦しみやストレスは一人で抱え込む必要はありません。
友人、家族、または専門家に助けを求めることで、サポートを受けることができます。
悩みを聞いてもらうだけでもすっきりする、というのはよくあることです。

 

自分自身にOKを出せることは、幸せを感じる一つの重要な要素です。

1 自己受容。 自分自身を受け入れ、過去の過ちや欠点に対しても優しく接することができると、心の平穏や幸せを感じやすくなります。
(そもそも完璧な人なんていませんが)完璧でなくても自分を認め、受け入れることで、自分に対するプレッシャーやストレスが軽減されます。
今の自分を把握し、得意なことや改善した方が良いところを見つけられればスキルアップにもつながりますしね。

2 自分の価値を理解。 自分が持つ価値観や強みを理解し、それを大切にすることで、自分に自信を持つことができます。
自分の価値を理解することで、他者と比較する必要が減り、自分を大切にすることができます。
これは一つ二つで充分なんですよ。こういう記事に目を通されている時点で、非常に努力家な方だとはっきり言えます。素敵です。

 

それ以外に幸せを見つけやすくなる、認めやすくなる大きな要素は?

1 感謝の実践。 毎日の中で何に感謝しているかを意識的に振り返ることが、幸せ感を高める一因です。
小さな喜びや良い出来事に対して感謝の意識を持つことで、ポジティブな気持ちが増すことがあります。

2 人間関係の大切さ。 愛や友情、支え合いのある人間関係があることは、幸福感を高める要素です。
人との繋がりやコミュニケーションを大切にし、サポートし合うことで、幸せを共有できます。
中には特定の人間関係を持たない、持ちたくない、持っていない人もいますが、それでも生きていく上で誰の手も借りずに生きている人はいません。
住んでいる家、オフィス、パソコンやスマホ、着ている服、食材や飲料の原料は全て他の誰かが作ってくれたもの。
そういった繋がりはある、と考えてみると広く当てはまるんじゃないかな?

3 自己成長。 自分が成長している実感があると、充実感や幸せ感が生まれやすくなります。
新しいスキルを身につけたり、自分の目標に向かって進む過程が、幸せを見つけやすくします。

4 楽しい活動。 趣味や楽しい活動をすることが、幸せを感じる一因です。
自分が楽しいと感じることに時間を割くことで、ポジティブなエネルギーを得ることができます。
ご褒美タイムとしてこれをやってみると、生活にメリハリが出てくるかもしれません!

5 心の健康:。 心の健康が整っていることが、幸せを見つけやすくする重要な要素です。
適切なケアやサポートを受け、心のバランスを保つことが大切です。
女性の場合、女性ホルモンバランスの変調や月経で「血」が不足することで「ホルモン」がかなり減ったりします。
アドレナリンやセロトニンなど、心に必要なホルモンが減ると心のバランスも崩れやすくなります。
食事やサプリなどでしっかり体調・栄養管理をするのも心のためになります。

6 自分の価値観に合った生活。 自分の価値観に合った生活を構築することが、幸福感を高めます。
自分らしい生き方を追求し、重要な価値を大切にすることで、幸せを見つけやすくなります。

これらの要素は、個人によって異なるかもしれませんが、バランス良く組み合わせることで、幸福感を高めることが期待されます。
自分にとって重要な要素に焦点を当てて生活することが、幸せを見つけやすくする鍵となります。

 

自分自身への理解がとても大切!

自分自身への理解は非常に重要な要素です。
自分を理解することは、幸せや充実感を感じるためには欠かせないステップです。

1 自分の欲求を知る。 自分が何を必要としているのか、何が自分にとって重要なのかを理解することで、それに合わせた行動や選択ができます。
自分の欲求を無視せずに満たすことが、幸福感を構築する要素となります。
これは自己中とは違います。

 

2 他者との関係。 自分自身を理解することで、他者とのコミュニケーションが円滑になります。
自分の感情や価値観を理解し、それを他者に伝えることで、良好な人間関係を築くことができます。
他者の意見も受け入れやすくなりますし、依存ではなく信頼に基づいたコミュニケーションが出来るようになっていくでしょう。
言いたいことを我慢するのは美徳?
人と人は本来平等です。誰かは全て正しくて、誰かは全て間違っている、なんてことはありません。
当記事も、あなたからすれば「おかしい」部分が多いかもしれませんし、他の人が見れば「けっこう良いこと言ってる」かもしれません。
(伝え方に関しては、ストレートすぎるとまた大変なことになるかもしれませんが……)

3 ストレスの軽減。 自分の限界やストレスの原因を理解することで、それに対処する方法を見つけることができます。
ストレスを軽減することは、幸福感を高める重要な一手段です。

 

自分自身への理解は、心の平穏や満足感を生む基盤となります。
自分を理解し、受け入れることで、より豊かで「幸せ」な人生を築く手助けになります。

たくさんある意見の一つにすぎませんが、何かの参考になりましたら幸いです。
それでは、ありがとうございました。

 

 

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