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りんごの花 小説

「りんごの花」第13話 流れる時間

2021-02-13

 すっかり音楽室――スタジオとなった工場跡で、飯塚達は作曲に情熱を燃やす。
 すでに出来ていたオリジナルの楽曲群に、新しい編曲をして再録。
 このために、と吉野が機材やらマイクやらを買い集めたらしい。
 かなり良いものだった。
 ヘッドフォンは息づかいすら拾い、音を立体的に耳に届ける。
「すげえなぁ、プロになった気分」
「セミプロだけどな。ユーチューブっつっても色んな人が見る。マジの奴あげないと、恥かくだけだろ」
「そういう緊張感も必要かもな」
 飯塚はリビングに置きっ放しだった電子ピアノを元の位置に戻した。
 ドラムが思い切り叩かれても、外からは聞こえない。防音対策に念を入れるため、皆で持ち寄りのシートを貼ったのだ。
「良い感じ。けっこう響きが良いな」
 収録は順調に進んだ。

「美穂と同棲する」
 職場では城島がそう報告した。
 帰り支度を整え、ロッカーを閉めた時だ。
 飯塚は面食らって反応が遅れたが、城島が自由がなくなるのを嫌がっていたのを思い出すと口元に笑みを浮かべる。
「へ~え」
「本気だって」
「結婚も視野に?」
「そのうちな。美穂も子供欲しいらしいし」
「話、かなり進んでるんすね。良かったです」
 城島は後頭部に手を回し、撫でるようにすると飯塚の肩をぽんと叩く。
「お前のおかげみたいなとこあるよ。あの時、背中押してくれてサンキュー」
「そういうのいいっすよ。で、同棲はいつの話になるんすか? 良かったら引っ越し手伝います」
「夏ごろかな」
「もうすぐっすね」
 カレンダーを見た。あじさいの写真が美しい。一枚めくればひまわりだ。
「……お前は?」
 城島が遠慮がちに飯塚に問いかける。
 律との関係を、城島には伝えていない。が、律がいなくなった時のことを考えれば、誰だって気づくだろう。
 飯塚は言わないままに、皆は聞かないままに、ただ時間が流れるままにしていた。
「……まだその時じゃないっす」
「いつまでも若くないぞ」
「これでも駆け足っすよ」
 飯塚は城島に背を向けると歩き出した。
 副業に行くため、ジャケットにレースアップシューズ。髪をまとめて髭をそり、ギターケースを担いでまだ明るい夕陽の中を行く。
 カウンターをふくマスターに挨拶。
 仲間と今日の曲目を確認、いつも通りの毎日に、なぜか心がさざめく。
 進んでいるという実感があり、歩いているという実感がある。
 その日の演奏を終えると、女性客に声をかけられた。一緒に飲もうと誘われ、1杯だけ付き合うと「喉枯れるから」とデートを断る。
 マスターがこっそり微笑んだのを見逃さず、「色々とご迷惑をおかけしました」と殊勝な態度を見せると彼はふふんと楽しげに笑うだけ。
 そんな日々を送り、太田の店に顔を出せば、3歳の孫を連れた「お西さん」が恵比寿顔で出迎えた。
 飯塚は人なつこく寄ってきた孫を抱き上げ、律のことを話すと「男女に友情はないけど、同志ではあるねん。いつか分かるわ」と予言され苦笑いを浮かべる。
 太田はあれから特に何も言わず、飯塚が帰りがたい時、長居して酒を飲むのを見守るだけ。
 時間が流れてゆく。
 以前なら感じなかった「時間の流れ」が、あまりにも色鮮やかに。

 城島と美穂の引っ越しを手伝い、美穂から律のことを聞いた。
 美穂と城島が話しているのを聞いてしまった形だが、飯塚が穏やかにしているから美穂も話しやすかったのだろう。
 実家に帰った後、向こうの地域振興に関わる仕事をはじめたようだ。
 気候の違いに体がついていかない、と話していたそうで、美穂と城島の話を聞くと喜んでいたという。
 二人の邪魔をしないよう、飯塚は昼には帰った。さすがにラブラブな様子を見せつけられると寂しいものがあった。

 バンドの仲間に声をかけられ、二つ返事で飲みに行く。
 夏の終わりの話だ。
 前の家を火事で失ったのは丁度一年前だろうか、と飯塚はぼんやり考えた。
「なんかナンバーがさ、偏ってんだよ」
 棚田が鋭い目で曲目を書いたノートを見ていた。
 ユーチューブにあげた楽曲である。これも始めてから1ヶ月が過ぎた。
「クロヒョウ」というバンド名を急遽つけ、それをチャンネル名にも掲げた。
 シンプルだが気に入りつつある名前だった。
 わずかにだが登録者数は増えてきている。高評価も得られて、その率直なコメントに素直に喜んでいた。
 MVを撮りたい、と外注を出せば、学生が手をあげて撮影をしてくれたものである。
 スパゲティをフォークに巻きながら、飯塚はそれを受け取る。
 確かにステージを盛り上げようとしたポップスばかり。
「バラードとか、メロウ系が欲しいね」
 伊藤が覗き込んで言った。
「アップビートばっかになったか……」
「譲、曲書いといて」
「そんなすぐ出来ねぇよ。俺ずっとスランプなんだって」
「スランプはいつか脱出出来るもんだって」
「言うは易し……」
「頼む」
 棚田が重みのある一言で譲に任せてしまった。
 飯塚は流石に機嫌を悪くはしたが、確かに新しい曲は作らなければならない、とも理解していた。
 音楽はただの趣味である。
 だが大切な日常でもあるのだ。
「……はいはい」

 家に帰ると、誰に遠慮する必要も無くリビングにギターを持ち込む。
 開けっ放しの廊下、開いたままのドア。
 あの日から変わらないものがあるとすれば、それは律の部屋だ。
 律が出て行った時のまま、何も動かさないでいる。
 未練と言えば未練だ。
 かつて律に「女子は潔い、憧れる」と言いながら、今は未練を味わっている。
「皮肉だなぁ……」
 だが飯塚にとってはもう一つの意味があった。
 大人になりきれずにいた自分への戒めである。
 太田の言ったことが、少しずつ分かり始めたのだ。
 自分の態度が律を追い詰めた。
 二人だけの空間に彼女を閉じ込め、甘やかすつもりが甘えていただけだと気づき始めた。
 律は言ったではないか、干渉しない関係に戻ろう、と。
 今思えば、彼女なりの必死だった。彼女は彼女を失わないために。
 それを無視して、自分の気持ちを優先させた。
 思い出すと自分を殴ってやりたい気分になる。
 ふう、と息を強く吐き出して再び譜面に向かう。コードを書き込み、鳴らしながら音楽の入り口を探る。
 バラードかメロウ系、とテーマは決まっている。穏やかで心に響くものが良いだろう。音は抑えめに、高すぎず。
「……」
 スランプに陥ってかなり長い。
 飯塚は額をかくとギターを置いて寝転がる。
「書けねぇ」
 どれだけ音を鳴らしても、何一つぴんとこない。一つでも主軸が決まれば、それをきっかけにしていけるものだがまるで見つからない。
「どうしたもんかな……」
 この頃増えた独り言を呟きながらギターを持ち直すが、今度はギターの音に違和感があり、ケースに直す。
 空気でも変えて、集中すれば良いだろうか、と工場跡に移動する。
 ドラムセットが鎮座する中、見つけたのはカバーに埃をかぶった電子ピアノ。
 カバーを取ってみれば、ピアノ自体は綺麗なものだった。
 律にねだられて弾いて以来か、あの日は突然過去の話をしてしまったが、律は黙って最後まで聞いてくれた。
 記憶は勝手にその物語を紡いでしまう。
 ――譲くんに逢えて、良かったなぁと思って
 彼女の弱々しい声を思い出し、腰に回された小さい手の温もりを思い出し、胸元にすり寄せられる頬や髪の感触を思い出す。
 ぎゅうっと心臓をつねられた気分だ。
 それが心地良いのだから未練とやらは捨てがたい。
「男ってやつは……」
 ――ごめんね、譲くん
 酔いつぶれる際に、覚えていた断片。
泣くなよ、幸せになるために出て行くんだろ。そう心の中で彼女の幻影に話しかける。
 ピアノの電源を入れると、メモリーボタンが赤く点滅した。
 飯塚は使った覚えがない。
 律も練習を改めて聞くのはは恥ずかしいから、と使わなかったはずだ。
「まさか曰く付き? なわけあるかよ」
 そうにやにやしながらメモリーボタンを押す。
 流れ始めたのは、穏やかで、どこか切ないメロディー。
 つたない演奏だが、確実に綺麗に音が出始めている。
 亡き王女のためのパヴァーヌだ。
 演奏者は一人しかいない。
 時折メロディーが止まって、思い出したのか演奏が再開される。
 律がいつも間違える箇所だった。
 彼女がメモリーを置いていった?
 いや、あの性格からしてそれはない。
 自分が行動するのなら、何も残さないことで相手の負担を減らそうと考えるはずだ。
「……」
 彼女らしい柔らかい、まじめな音だ。それでも芯がある。
 下手だが、まっすぐに響いてくる。
 ――メロディー忘れちゃう
 そう言った彼女の手を押さえ、演奏を手伝い、至近距離で目が合うと顔を真っ赤にした。
 それが可愛いと体の底から震えがきて、彼女を求めた口づけを受け入れられた。
 背筋に走るぞくぞくに体が震える。
 息づかいも鼓動も匂いもはっきりと思い出せる。 飯塚は顔を両手で覆った。
 その肘が鍵盤に触れた。

***

 ――消えそうな 月をなぞって
 夜の気配に見る 今では 遠くなった あのころ
 怖いもの なんてなかったはずなのに
 感じる 未来の影に 足を止めた過去
 あの日誓った自分に 少しは近づけたのか
 あの日願った強さは 少しは身についたのか
 まだ分からない それでも
 もう少し あと少し
 その一歩が どれだけ重くても 痛くても
 それが あの月に近づくものになると 知ったから――

 ユーチューブでじわじわと人気になる、クロヒョウの新しい曲が発表された。
 学生が撮ったというMVには、おもちゃのピアノを弾きながら、ゆったりとした曲を歌う飯塚の姿。
 あの日よりも目元に滲む色は濃く、瞳は黒く深く広がっている。
 コメントには「みんなエロい。。。」という声がちらほら。
 しっとりとした曲調だが、激しいまでに感情的なドラム、歌に寄り添うキーボード、全体をまとめるベースの音がとても心地良い。
 律はもう何度目になるか分からないほど、それを再生した。
 パソコンの画面いっぱいに映る、懐かしい飯塚の姿。
 前とは雰囲気が変わったことが寂しいような、元気にしている様子に心の底から安堵するような複雑な気持ちだ。
 秋は深まり、大きな月が飯塚と暮らし始めたあの日から一年経つと教えてくれる。
 今となっては夢のような日々だ、本当にあったのかすらあやふやな。
 律は故郷の岐阜県のお土産屋さんで働き、観光地に近い場所で地域振興のアドバイザーも兼ねている。といってもこれは地元婦人会の一環で、皆熱心ではないが……。
 実家にいると、佐竹とのことで向こうのご両親が何度も謝りに来るため居づらくなり、結局駅に近いアパートを借りて一人暮らしを始めたのだ。
 慌ただしい都会とは違う時間の流れに身を置き、律は少しずつ芯を育んだ。
 その芯は前のような頑固なものではなく、しなやかなもの。
 自然と肩の力が抜け、目尻が下がる笑みが出てくる。
 以前の自分よりも好きになれそうだった。
 仕事ではインターネットでの受付を開始したため、名産品の注文が増えていた。
 野菜にお肉、工芸品など。
 観光地は新しいものを受け入れる気持ちがまだあるが、そうでもない地域も多い。
 律は過疎化が進む地域での問題に頭を悩ませていた。
「よその人に来て欲しくないんですって」
 相談相手は純――の夫、圭である。
 リモート会議中で、時々子供の声が聞こえてくる。里乃のものだ。
 彼はコンビニの店長であり、地元青年会の一員である。問題点を聞くと頷いた。
「開発とかで風景が変わるのが嫌なんだろう。自然が切り開かれるって思ってる人も多い」
「そういうわけでもないのに」
「言っても分からないんだろうな。仕方ないとこあるよ、やっぱイメージの力って怖いから」
「インフラのためにも必要だと思うんだけど……これがなくなって困るのは彼らも一緒だし」
「若い人の移住はいるけどな。まあ、魅力があって、かつ受け入れる余裕のあるとこからしか無理だろうな。今出来るのは多分、その準備だよ」
 圭の指摘に律はうーん、と顎に指を当てて考え込んだ。
「準備……?」
「ほら、今いる若人をいかに惹きつけておくか。やっぱある程度刺激がないとな、出逢いもいるしさ。仕事はネット通じて出来ること増えてるし、後は”住む魅力”の維持・発展」
「ターゲットは子育て世代?」
「の、前の段階。子供を作る相手との出逢い。まあ考えてはいるんだ、料理屋台いっぱい集めてフェスっぽくしたり、体験型工芸、体験型アート展とか」
「面白そう。でもどうやって集客するの?」
「そこだよな……」
 圭が腕組みをして唸る。
 律も自身で考えてみるが、わざわざ足を運ぶその大きな理由は?
「何かしら……」
「なんだったら行きたいか、だよな~。これ宿題だな。インスタ映えも良いし」
 圭の言った通り、これは宿題となった。
 リモートを切って、圭の言ったアイディアをメモに書いて余地を探る。
 律は頬杖をついた。

***

 リモートを切ると里乃を抱き上げ、圭はお腹の大きくなってきた純の背を撫でた。
「もう終わった?」
「終わった、終わった。宿題をどうこなすかは残ってるけど」
「大変だよねえ。地域振興やりたいって人も多いし、外から見ることでここの良さを改めて知れるチャンスでもあるから、やる価値はあるのに」
 純は圭の頬をぺちぺち叩く。
「なでなでが良いんだけど」
「そう? ねえテレビつけて良いよね」
 純はリモコンを操作し、テレビをつけるとそのままユーチューブに行った。
「テレビ見ないの?」
「律がいいバンド見つけたから、見てって。クロヒョウって言うらしいよ」
「人気なの?」
「まだ有名じゃないけど人気なんだって」
 名前を入れるとすぐにチャンネルが出てくる。
 古いフィルムのような撮り方で、モノクロの映像の中、バンドのメンバーがそれぞれ人波に逆らって歩いていた。
 確かにボーカルの見た目は「黒豹」のよう。
 野良猫より大きく、筋肉質で、油断ならない雰囲気を持っている。
 クセのある髪を武士のようにまとめ、人波の中歌い出す。
 アップビートなナンバーが終わると、次にはジャズ。そして、おもちゃのピアノを弾く姿が流れ始めた。
 次の動画に移ったのだ。
 先ほどと違う繊細なそれを、圭は食い入るように見つめた。

***

 冷気を含んだ風がふき、本格的な冬の到来を告げる。
 佐竹が結婚すると聞いたのは純を介してだった。
 律は連絡先を消したので、覚えているのは彼の実家の連絡先のみ。
 それでも嬉しそうにしているご両親を駅で見かけ、得たのは安堵感だった。
 今となっては佐竹を恨んでいないし、怒ってもいない。
 結果はどうであれ、強くならねば、という覚悟を持たせてくれたのは佐竹で、そして飯塚と出逢うキッカケになったのも佐竹。
 高校時代のきらきらした思い出も、痛みを伴うものになってしまっても確かに存在している。
 それで良いのだ、と思うことが出来た。
 春の街起こしイベントの本格的な始動が発表された。
 出店は知る人ぞ知る隠れた名店の屋台、海外から移住してきた人達の飲食、民芸品の店など。
 芸人や地元ラジオ局のパーソナリティーがMCをつとめるステージなどが目玉である。
 律はそのスタッフの一員として、店ごとの打ち合わせに日々駆け回っていた。
 観光地の大きな広場にステージが設置される。
 店を出したい、という声も広がり、年末年始前の忙しさに律は充実感を得ていた。

***

 年が明け、冷え込みの厳しくなる厳寒期を迎え、その中でもリモートを通じてイベントの調整。
 パソコン越しに見るステージの大きさに律は目を丸くした。
 ライトも音響機材も運び込まれると、本格的な「フェス」に近づくだろう。
「すごいすごい! これは盛り上がりそう!」
「地元もそうだけど、近隣の神社関係のとこがさ、太鼓やら笛やら奏者送りますよって言ってくれたんだよ。良いよね~。パレードとかやりたくなってきた」
 圭がダウンジャケットを着込み、鼻を赤くして説明する。
 一人寒い雪の中にいる圭に、律は暖房のきいた部屋で気楽にしているのを申し訳なく思って正座する。
「ごめんね、圭ちゃん」
「良いって良いって。俺作業とか見んの好きだし。ところでパレードやったらさ、商店街の店も同時に宣伝出来るよ」
「確かに。それ来年やる?」
「おっ、そうだな! やってみないと見えない部分だった、これ」
「和楽器なら白川郷とかでも許可もらえないかな。メジャーすぎる?」
 次々にわいてくるアイディアをノートに書き連ねる。
「ねえ、純どう? そろそろ産まれそうでしょ?」
 臨月である。
 圭はうーん、と唸った。
「兆しがなくてさ、純はのんきなのかすっごい動き回ってる。お袋が心配するくらい」
「ほんと? 心配……したら負担になっちゃうね。何か出来れば良いんだけど……」
「大丈夫、大丈夫。二人目だし、俺も前よりは落ち着けてる。元気なんだよ、すっごい。赤ちゃんに動かされてるんじゃないのって向こうのお義母さんが言うくらい」
「なら良いんだけど。何かあったら遠慮しないで言ってね」
「わかった、ありがとう。りっちゃん」
 リモートが終了する。が、そのすぐ後にスマホが音を立てた。
 相手は先ほどまでリモートで話していた圭である。
「りっちゃん? やばい、産まれるって! 俺も行くけど、そっちの方が病院近いよな!?」
「分かった! すぐ行くから!」
 律はコートを羽織ると、すぐにアパートを飛び出す。タクシーを拾って純が通っている病院へ直行。
 同じくタクシーに乗ってきた純と合流し、手を牽いて付き添う。
 純の母親が到着、分娩室に向かう彼女を見送り、1時間後に圭も駆けつけた。
 圭は雪を乗せたままのダウンを脱ぎ、祈るようにしてその場に座る。
 それから2時間後、待ち望んだ産声が響いた。

 

次の話へ→「りんごの花」第14話 いたずらめいたチャンス

  • この記事を書いた人

深月カメリア

ライター:深月カメリア 女性特有の病気をきっかけに、性を大切にすることに目覚めたXジェンダー。以来、性に関して大切な精神的、肉体的なアプローチを食事、運動、メンタルケアを通じて発信しています。 Writer:Camellia Mizuki I am an X-gender woman who was awakened to the importance of sexuality by a woman's specific illness. Since then, I've been sharing an essential mind-body approach to sexuality through diet, exercise, and mental health care.”

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