男女によってどのように「育てる」考え方が違うのか?あくまでも一例としてこんな傾向があるよ、というお話。
(この「育てる」は子供に限らず人間関係全般に言えることでもあります)
©VOICEVOX:四国めたん
女性の持つ育てる力の代表例
1・母性。
母親や保護者としての役割を果たす能力。子どもや他人を愛情深く支え、育てることができる能力。
自分のお腹の中で赤ちゃんを育てることが出来るのはやはり女性だけです。男性も精子を育んではいますが、胎児よりは小さいですし、受精した命とはちょっと意味が違います。
また、他人の子であっても母性に近い愛情を持ちえます。
2・思いやり。
他人の感情やニーズに対する理解や配慮ができる能力。他者の成長や幸福を願い、支援する気持ち。
共感能力に優れているためか、他人への気配りは男性よりは高い気がします。
3・寛容さ。
受容的な愛情を持っており、人々の違いや間違いを受け入れ、理解しようとする心の広さや包容力があります。
受容的な愛情とは「受け取るばかりでお得なだけ」とは違います。
4・教育的アプローチ。
子育てや指導において、柔軟性や創造性を持って子供たちを育てる能力。
知識や価値観を共有し、導く力。
5・コミュニケーションスキル。
人とのコミュニケーションを円滑に行う能力。
感情や意見を適切に伝え、他者との関係を築く力。
6・ケアの提供。
身近な人々や社会のメンバーに対して、世話や支援を提供する能力。
身体的、感情的、精神的な面でのケアを行うことができる力。
これらの要素は女性が持つ特性や能力として一般的に考えられていますが、個々の人によって異なる場合もあります。
また、男性も同様の能力を持つことがありますが、社会的な役割や期待から、一般的に女性により多く求められることがあります。
男性の育てる力は
1・保護と安全提供。
男性は家族や仲間を守り、安全を提供する役割を果たすことがあります。
身体的な安全だけでなく、感情的な安全や精神的な支えも提供することがあります。
2・模範となるリーダーシップ。
父親や指導者として、男性は模範となるリーダーシップを示し、子供や他の人々を導く役割を果たします。
自己責任や自律性を示すことで、他者に影響を与えることがあります。
3・教育的サポート。
知識やスキルを教えることや、子供や他者の成長を促すサポートを提供する能力。
男性は自分の経験や専門知識を通じて、他者を育てることがあります。
4・共感と支援。
男性も感情的な支援や理解を提供する能力を持っています。
他者の感情やニーズに共感し、助けや支援を提供することがあります。
これらは一般的な特性であり、個々の男性が異なる能力や興味を持っています。
イメージとしては、女性は胸を広げて相手を正面から受け入れる感じ。
男性は背中を見せることで模範を示す感じでしょうか。
また、男性と女性が異なる育てる力を持つことはあっても、それぞれが家族や社会で重要な役割を果たすことができるということです。
全員が同じ性質を持って、同じ方向だけを向いていたら、危険ですよね。
他人であっても、たとえば小さい子供が迷子になって困っている時、女性はすぐに「悲しいだろうな、早くご両親に会って安心したいだろうな」とその子の気持ちを考えるので「よしよし大丈夫だよ」という声掛けから始まる。
男性は「よしおっちゃんに任せとけ、すぐに両親に会わせてあげるからな」という感じで、すぐにヒーロー的な行動を取る。
こういう傾向があるな、とは感じますね。
そしてもちろん、人それぞれに両方の性質を持っているものですから、性別的には女性であっても男性的な働きが出来る方もいますし、男性であっても女性的な働きが出来る方もいます。
女性的な性質は「精神面」に重きを置いていて、男性は「現実面」に重きを置いていると言えるでしょう。
育てることに関しても、こういったどこに重きを置いているか、によって違うものを見ているのかなと思います。
どっちも大切なことなので、どっちが上ということではありません。
それでは、ありがとうございました。