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「Sex」にまつわる事

セックスの不満なんて大したことじゃない?その2

2024-03-07

 

性生活はかなりデリケートな話です。
そのため話し合うのは緊張するし、しない方がいいのではと考えることも確かにあります。
しかし、性生活が一致し、深く体でも愛し合っている男女はちょっとやそっとじゃ壊れない関係にもなれます。
他の人なんて目に入らないくらい、激しくお互いを求め、人としても高めあう……そんな関係にもなれるでしょう。

前回はこちら。セックスの不満なんて大したことじゃない?

 

性欲の強さ弱さもあり、一晩での回数なのか、それとも中身の充実感を求めているのか、人によって違います。

そう、大前提とすべきは「人によって好みが違う」ことです。

激しいのが好き、という人もいるし、その時はそういう気分だった、ということもあります。
ゆっくり濃厚なのが好き、穏やかで会話しながらが良い、ということもあるでしょう。
それらは全て「好意的に」受け止められるべきことであって、非難されるものではありません。

時としてがむしゃらに抱かれたい時だって、あるものですから。

 

性的なことは下ネタ話・猥談だったらいくらでも出来るのに、いざ本番、いざ本命の人と、となったり、恋人になったり、夫婦になったりすると進んでは出来なくなるものです。
恥ずかしいから?
関係性を壊したくないから、不満があっても言わないようにしている……?
相手には自分のことをよく分かって欲しい、察して欲しいから、言いたくない?
これは男女ともにあることで、女性だけがこう思っているというわけではありません。
なのに、果ては「男はプライドが高いから」「女は自己中だから」と攻撃しあってしまうのです。

 

Sexでの不満を不満として伝えると、それは相手のプライドを傷つけるでしょう。
「あなたのアプローチじゃ全然感じない」
こう言ってしまったら、確かに相手は激しく傷ついて怒ってしまうでしょう。

 

本心ではどのように思っていますか?
不満はそのままそれが本心なのではなく、こんな感じの、もっと前向きな本心が潜んでいるのではないですか?
「あなたともっと愛し合いたいの。もっと官能に浸って、快楽を一緒に味わいたいの。下心ではなくて、真心でお互いの体を愛しあいたいの」
ではないですか?

「痛いから嫌」
「感じないから嫌」
「彼ばかり射精して気持ちよくなってるけど、私は気持ち悪かった」

これらは言い換えると、

「気持ちよくなりたい」
「もっと官能したい」
「私もオーガズムを迎えて、満足したい」

こういった本心があるのならば、これを上手く伝えることで改善の道が開けるでしょう。
優しい口調で、声で、ゆっくりと、「あなたともっと愛し合いたいから」話すのだと伝えましょう。
不満ではなくて、「こうして欲しいな」「ああして欲しいな」と。

 

AVや性欲処理のために作られたコンテンツはほとんどがファンタジーです。
男性はそれを分かっている人と、分かっていない人がいます。
とりあえず女性にAV的な愛撫を施したら感じてるっぽかったので、それで良いんだと誤解しているケースは多いもの。
こういう男性は若くしてEDになることもあるそうです。
(思うに、性感を得た女性のあそこの肉壁はとろとろで柔らかく、でも男性器を絞るように収縮を繰り返すし、腰も勝手に動くので、それによって男性も深い快感を得られる。でも感じているフリをしている女性としていても、彼はその快楽を味わえない。だからSexなんてこんなもんか?となっているのかもしれない。そこから更に、男性は性的興奮をしたらあんなに感じているのに、自分はそうでもない……男として終わってるんだろうか?という負のスパイラルに陥るのではないかと。EDの精神的な方の原因の一つはこんな感じかも)

女性の感じているフリは一時的には男性を立てた優しさからであっても、長い目で見ればお互いを傷つけます。
「私は、こうされた方が好き」
「こうすると良いって教わったの」(もし、誰に?と訊かれたら当サイトの”お姉さん”に、と答えておいてください)
と、なんなら女性から男性にお手本のように望む愛撫することで、彼の体に教えてあげても良いと思います。
女性は一人一人ちがった感じ方をするらしいので、「私はこうなの」と言ってあげると、彼のプライド(というか見栄ですよね、これ。本当のプライドって中身あるものなので、プライドある男性はむしろ女性を大切にすると思う)を傷つけずに上手く伝えられると思います。

 

Sexはいやらしい行為だ、という前提があるのだろうか?だから話しづらいのかもしれません。
しかし本来赤ちゃんが出来る行為だし、そもそもは、信頼している関係、愛ある関係、その相手とするものです。
生死、命に関わる行為です。
愛情表現の最上級に位置する行為がSexです。
そのことをきちんと考えている女性を、男性がむげに扱うでしょうか?
性欲を満たすために誰にでも脚を開くようなヤリマンと、Sexに対してきちんとした意識を持つ女性とではやはり差があります。
ヤリマンでも意識を変えればちゃんと良い女になれます。

 

また、彼から「それは気持ち良くない」と言われたとして、あなたが下手だったとかそういう事ではありません。
彼の好みが伝わっていなかったのでしょう、ここもコミュニケーションがかみ合っていなかったことが原因です。
「ごめんね」
と謝っても先には進みません。そもそも謝るものでもありません。
「そうなんだ、じゃあ、どうしたら良い?」
と素直に返した方が良いでしょう。
そこで楽しくコミュニケーションが取れるようになっていくなら良いと思いませんか?

 

また、彼がひどくわがままで、自己中なら、私個人の意見としては別れを考えた方が良いと思います。
Sexでは人間性対人間性のやり取りです。
確かに性欲は欲望の一つですが、同時に理性も強く働きます。
大切なら、相手を傷つけたくないからです。
本能と理性とが入り混じった行為なのですから、自分の欲求だけを押し付けようとする人はいただけません。

 

初めからなんでもうまく出来る人はいません。
Sexに関しては教科書と呼べるものは増えていますが、大々的な露出は少ないですし、当サイトもAIに訊いたら話を逸らされます。
やはり実際に手取り足取り……なんて昔の遊郭ならともかく、現代では、ちょっと、ねえ。
そのため不満があっても仕方ない事、互いを責め合ってはいけないことです。

 

だからこそ、あくまでも
「もっと愛し合いたいから」
「あなたのことを知りたいから」
「私の事を知って欲しいから」
という前向きな姿勢で臨んでみてはいかがでしょうか、ということです。

 

気分や体調が優れない、嫌なプレイスタイルなら「NO」を言う勇気も必要です。
「ごめんね、体調が優れないの」
「あなたとするのは好きだけど、今はその気になれなくて」
「明日ちょっと大きな仕事なの」
「そういう触り方より、こうされた方が好きかな」
と、上手い断り方もちょこちょこ取り入れてアップデートして下さい。
本当に大切なのは「愛し合う」ということです。
相手の好きなプレイを聴き、自分の好きなプレイをきちんと伝えること。

 

そこでそれは嫌だと思うなら敬意を持って「しない」こと。
間違っても相手に
「え、こんなことしたいの?気持ち悪い」
とは言わないように。
でも、受け入れられそうだったら取り入れてみましょう。
本当は愛情を交流させる行為なので、お互いがしっかり心から満足できるならハードプレイじゃなくても充分だ、と気付けることもあります。

 

最初は不満があっても、改善したいのは彼を愛しているし、Sexするのはお互い好き同士だからでしょう。
体や肌をくっつけているだけでも心地よいものだし、求められると嬉しいものです。
「求めてくれるの、嬉しい。もっと二人で愛し合おうね」
そんな前提でコミュニケーションを取りましょう。
深刻な雰囲気で「あなたとしても全然気持ち良くないの、なんとかしてよ」と一方的になじるのはやめましょう。
二人ですることなので、二人で答えを探して行った方が、なんだか楽しいじゃないですか。

 

相手が自分に興奮してくれないのは自分に魅力がないから?
そんな不満があるかもしれません。
確かに女性のルームウェアでも、下着でも、正直手抜きをしている感のある女性は多いです。
グレーなスウェット上下、便所サンダルのようないで立ちでスーパーに現れる女性もいるくらいです。
下着は可愛いものを身につけていますか?
お出かけするとき、最低限の化粧はしていますか?
髪はきれいにしていますか?
こういう記事もあるので、良かったら参考にして下さいませ。

色っぽさ研究所

恰好一つでも男性の態度は変わります。
いつまでも「女」でいる彼女だったらそれは可愛いでしょう。
そして魅力ある女性はいつか他の男性にも目を付けられるかもしれないという危機感をあおります。
ボディラインにも影響は出ます。
ちゃんとした女性的な服装をしているなら、気持ちは引き締まるので体も自然と魅力的になりますから。

 

こういった動画も役立つかなと思います。

【広告】

Body talk lesson for couples

世の中に溢れる性の悩みはいつも似たようなものばかり…。いつまでたっても埋まらない男女の溝…。「AVみたいにすれば女は感じる」と思う男性と「テクニックを磨けば彼は離れない」と思う女性。

どちらも相手を顧みず、一方的なテクニックをぶつけているにすぎないのです。セックスはカラダとカラダのコミュニケーション!愛する人ともっと感じあう、最高のボディートークしてみませんか?

 

 

参考の一つとしてね。けっこう勉強になるものでしたし、Sexシーンも美しいしえっちだし、良かったです。

それでは、ありがとうございました。

 

 

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  • この記事を書いた人

深月カメリア

ライター:深月カメリア 女性特有の病気をきっかけに、性を大切にすることに目覚めたXジェンダー。以来、性に関して大切な精神的、肉体的なアプローチを食事、運動、メンタルケアを通じて発信しています。 Writer:Camellia Mizuki I am an X-gender woman who was awakened to the importance of sexuality by a woman's specific illness. Since then, I've been sharing an essential mind-body approach to sexuality through diet, exercise, and mental health care.”

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