生活

美女の条件

「人間顔じゃない」と言われていますが、正直言うと、やはり「美人」には憧れます。

 

 

可愛い系とか、癒し系とか、動物でいったら何顔とか、自分の好みの顔があったらやはり見とれるものでしょう。
それと同時に身長や体型なども、やはり自分にはないものに惹かれることもあります。

 

しかし、そもそも「美女」「美形」って、何なのでしょうか。
古今東西流行があるため、何年前の美女がそのまま今でも通用するかと言えばそうでもないこともあります。
新鮮さを人は求めることもあるため「外国人」に憧れることもあるでしょう。
新鮮である、外国人である、ハーフであるという「希少価値」などなど、美を評価するポイントは数多い。
アイドルも、男女問わず個性豊かに様々な顔立ちをしています。皆それぞれファンもいます。
そして世界の地域それぞれにも美の基準があります。日本ではこういう顔がもてはやされる……しかしところ変われば、というやつです。
顔立ちも好みも千差万別。
だけど確かにある「美形」というもの。

 

どれだけ時代が過ぎようが、流行が来ては廃れようが、絶対的なものが一つだけあります。
それは「左右対称」であるということ。

 

わかりやすい例をあげるとすれば蝶々。

左右対称であるほど遺伝子に異常がなく健康、と認識され、モテます。

 

人間も同じで、確かにパーツの好みというのはあるのですが、基本的に美女、美形と言われる人は左右対称の顔立ち、骨格をしています。
メイクで整える際にも、眉などは左右をしっかり揃える、というのが基本にあるのはそのためです。
左右のズレをなるべく減らすため、顔に影を作るのもそうですね。

 

中には右から見た方がきれいに見えるから、と写真などでは必ず右から撮るようにしている、という人もいます。
が、左顔に感情が出る、と言われているため、左側に表情・愛嬌がある方が結局見ている人からすると「かわいい」とも。
いずれも左右非対称だからそうなってしまうのでしょう。

 

そのため、出来るだけ顔を左右対象にするように働きかけていけば良いのです。
運動などでは体はよく使いますが、顔は意外と使っていません。
顔にも当然筋肉があり、お肉があり、脂肪があります。そのためエステなどが存在するのでしょう。
顔ダンス、顔ヨガといった運動法も確立されてきています。
ユーチューブなどでも色々あるので、興味があればご自身にあったものを探してみてはいかがでしょうか。
こちらでもちょっとしたエクササイズをご紹介しましょう。

 

・連続ウインク。
左右ウインクを繰り返すことで、まぶた・口角・頬が持ち上がって頬の余計な脂肪を減らせます。
表情も柔らかくなりやすいので、好印象を与えられるようになります。

・意識的に笑顔を作ってみる。
笑顔というのはある意味重力に逆らった表情。筋肉をよく使っていると同時に、魅力もあがる表情です。
笑顔が減るとその分老け顔に近づいていきます。
スマホなどで下を向いた状態が多いのなら、油断するとブルドック顔にもなりやすいので、意識的に、作り笑顔で良いのでお部屋で練習してみましょう。

・目を細める。目をぱっちり開く。
上瞼と下瞼、両方にアプローチします。
意外と脂肪がたまりやすい部分。気づくと目に重くのしかかり、疲れた暗い印象になってしまいます。
目というのは大きければ可愛らしく、切れ長だとかっこよくセクシー。
やはり人としての個性を強く印象づける部分ですので、一重、二重に関わらずご自身の目を美しく見せるため、余計な脂肪とお肉を落としていきましょう。

・唇を尖らせる・ひっこめる。
口の周りの脂肪を取っていきましょう。
アヒル口を作るのもアリです。

 

注意・強い力を込めてのマッサージなどは、皮膚と筋肉、肉を剥がしてしまいかねません。
そうなると元には戻らない、と言われています。
特に皮膚表面はラップ一枚分と言われているほど薄くデリケート。
決してマッサージで痛めつけてはなりません。
セルフマッサージは本当にゆるーい力加減でやりましょう。

 

その他のアプローチ。

・普段の姿勢。
体と顔は当然ながら繋がっています。
頬杖をつく、脚を組む、同じ方向ばかり首を傾けている、見ている、など、姿勢が崩れることをしていませんか?
またお食事時、片側だけで噛むことがクセになっていませんか?
出来るだけ左右対称、を意識してみましょう。
よく噛むようにすると消化にも良いですし、満腹感も得やすいので「食べ過ぎ」を防ぐことが出来ますよ。

・両利きを意識してみる。
左利きの人はこれが出来やすいと聞いたことがあるのですが、右利きの人にはなかなか難しいこと。
字を書くのは極めて困難でしょうが、しかし右から左、左から右、と変更しても出来そうなものはそうしてみましょう。
料理中の菜箸・歯磨きは利き手の逆、パソコンのキーボードを両手で使うなどなど。
(包丁など刃物は危険なので勧めません)

 

私は子供のころから手作業するのが好きで、しかも右利きのためかなり姿勢が悪かったんです。
お陰で左側が引っ込みやすく、顔も左側は重く沈んだ印象でした。
そして偏頭痛は常に右側。肩こりも右側。顎関節症もありました。
今となってはベリーダンス等のお陰である程度は姿勢も改善され、顎関節症も軽くなり、口元の脂肪も減ってきています。
個人的には、肉体の姿勢矯正。これが一番効いたなあと思います。
ベリーダンスのためにバレエの基礎をちょこちょこやってみたところ、良い感じに体が左右揃ってきて、結果顔も左右整いやすくなったという実感があります。
顔だけでなく、体から整えるようにすると、遠回りに思えても近道ではないかと思います。

 

自分の好みの顔ではないかもしれませんが、しかし最終的には「ナチュラル」「素顔」に人間性や人間味が出るもの。
好みの顔ではないはずなのに、その人に強く惹かれる、というのは結構ありませんか?
表情にはその人の人生が表れます。
特に30歳を超えると出てきます。今までどんな表情をしていたかによって、使う筋肉が違うからでしょう。
やはり元警察官だった人は、厳しい顔立ちをされている方が多いですよね。(しかし笑うと優しい)
優しい笑顔の人は、やはり心根の良いのが笑顔に出るのだと思います。

 

なぜ赤いバラは美しいのか。
なぜ白いバラは美しいのか。
それぞれが「自分」というものを持っているからなのかなあ、と感じます。
オレンジ色のバラってそんなに好きじゃなかったんですけども、見ているうちにやはり凛として誇らしく咲いている姿を見ると、どんどん可愛く見えてきます。
どんどん好きになっていきます。
個性と自分に対する責任、自信、自分の魅力を信じる、確立するというのは、やはりその人をとても魅力的にさせます。
大阪で見た、流行ではないけど独自のファッション・ちゃんと似合う色・コーディネートが素晴らしい女の子は、横顔だけで見る人(私)を惹きつけました。
そういう「個人・自分だけの独自の魅力」を理解して表現できるのは強いですよ。

 

エネルギーが強いから魅力的に見える、という人もいます。
男性であれば、エネルギーというか、生命力が強そうな人は確かに魅力的に見えるでしょう。サバイバルで生き残る可能性が高いですから。

 

整形に関しては個人的には何とも言えません。
もし友人が「整形したい」と言ったら寂しいとは思いますので、賛成とは言いにくいんですけども。
遺伝子情報が顔にも出るので、どうなのかな、相性の良い人からすると見分けつかなくなるとか、あったりするのでは……。うーん。
「モテるためじゃなく、自己満足のため」きれいになりたい、というのを誰が否定出来るのか、とも思います。
そりゃ美しくなりたいですもん。
しかし整形した人の自さつ率が高め、という事実も聞いたことがありますし、後悔している、というのも聞いたことがありますし、その瞬間には「変われた自分」にときめくのでしょうが、その後に苦しみを心なのか体なのかが訴えることがあるのならば、簡単には「性格明るくなるなら良いんじゃない?」とは言えないですね……。
難しいところです。
自己否定が整形願望の根底になるならば、むしろその自己否定を強めてしまう行為かもしれません。
まずメンタルケアから入った方が良いでしょう。

 

美しくなりたいというのは多くの人が持つ願望でしょうし、事実男女問わず美形がちやほやされます。
美形なら幸せか、とも言えないんですけどね。本当に「人による」ので。
本当に。
美人だけどこっぴどく捨てられた親戚がいるし、美人だけど夫氏に大切にされている親戚もいる。
どこに違いが出るのか?
まあ、性格でしょうね、となってしまう。
捨てられるだけの理由があった(自己中で気がきつく無責任)
大切にされる理由がある(思いやりがあり気さくで責任感強め)
どんな美女でもフラれる人はフラれるし、離婚される人もいる。
顔はもちろん一つの判断材料にはなりますが、しかし確かに顔だけではやっていけない部分がある。
今回は「顔」をテーマにしていますが、人の魅力は顔が全てではありません。
しかし人間性が出てくる部分でもあります。
心が育てば表情も育ちます。
心が明るくなれば表情も明るくなっていきます。
完璧な左右対称は珍しいくらいなので難しいのですが、それを目指すだけの価値はあります。まず体や顔の疲れが取れやすくなりますから。

 

ぜひ、あなたの魅力が全開になるような「顔」を意識してみましょう。

 

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