心理 生活

【陰陽】男女の愛情の質の違い

与えるのが男性の愛情、受け入れるのが女性の愛情。

 

女性とは陰である、男性とは陽である、とはこのサイトでたびたび説明しているのですが、これ奥深いテーマなんですよね。

 

陰とは何か?
代表としては「月」です。
月は鏡のように、太陽光を反射して光り輝きます。
自分では光っていないということです。
そのため、太陽を浴びる必要があり、そしてようやく光輝けるというもの。
しかも女性が生理などでダウンするように、月も満ちては欠ける、を繰り返しています。
満月の日は海も荒れやすく、人体でもケガをしたら血が止まりにくかったり、出産率が上がるなど、「水」になんらか影響を及ぼします。
遠い衛星ですが、かなり見えにくい形で様々な、あらゆる意味での「パワー」を与えているのは確か。

 

陽とは何か?
もちろん「太陽」のことですね。
これは見るからにエネルギッシュで、植物を育て、人体にも紫外線ダメージを与えますが同時にビタミン生成、セロトニン分泌などを促すことで心身の健康に大きく寄与しています。
しかし太陽が強すぎると地面は乾き、今度は生き物が生きていけなくなるということも起きます。

 

で、陰陽のマークに戻ってみましょう。

これ、白い方が陽で、黒い方が陰です。
でも、大きく膨らんだ部分に相手の色がありますよね。
陰は陽を含み、育て、陽は陰を含んで育てます。

 

つまり
「女性には陽の核があり、男性には陰の核がある」
ということになるんです。

 

家の中や好みの色など、女性が好むのは明るい色が多い。反対に、男性が好むのは重厚感のある暗い色が多い。
それも一つの例かなと思います。

 

言い換えると、
「元々女性には男性的な部分があり、男性には女性的な部分がある」
と言えます。

 

で、この陰陽の何が面白いのか?

ちょっと「男の子っぽい」女の子っているじゃないですか。
トランスジェンダー的な話ではなく、普通に女の子なんだけど、男性的な気質を持っている。
リーダーシップがある。
理論的である。
活発で明るい。
けんかっ早い。
落ち込みにくい、などなど。
そんな女の子が、例えば恋をする、あるいは、とても相性の良い男の子と出会う。
そうなると陰陽の交換が行われていく。

 

男性の中にある「陰の核」を、女の子はもらうわけです。
そうすると柔らかさであったり、共感性であったり、癒しの力であったり、そういった女性的な力が出てくるようになります。

 

反対に、男の子の方は女の子から「陽の核」をもらいます。
明るさ、リーダーシップ、前向きさ、行動力、責任感など。

はじめ男の子っぽかった女の子が、男の子との出会いきっかけに女性になっていくというもの。
ズボンばかりはいていたのにスカートをよくはくようになった、とか。

 

つまり陰陽が相性よく組み合わされると、女性は女性らしく、男性は男性らしくなるというもの。
違う言い方だと、「女性は男によって育てられ、男性は女によって育てられる」みたいなものです。
(ファザコン、マザコンの話ではない。マザコン男は個人的に要注意だと思うし)

 

男性と比べて女性は一人でも大人になれると言われていますが、実際はそうでもないと思います。
そこはお互い様でしょう。
それに女性は基本受け身なので、良い男と(恋愛だけでなく)お付き合いが出来れば良いサイクルに入れますが、悪い男と付き合うと心身ぼろぼろになっていきます。
DVなどがあったらすぐに逃げる勇気も必要です。
これは「お互いに自立出来ていないから」とかいう問題ではなく、女性というのはそもそも「受け身で染まりやすいから」と考えられています。
洗脳なども女性の方が受けやすいです。妙な宗教(カルト?)に引っかかって出られないのも女性が多い。
このサイトも含めて気を付けてね。
まあ、嫌なものを受けたかも、という時は早くリフレッシュした方が良いので、運動とか、お風呂に入って汗を流すなどすると気持ちのリセットが出来るのでやってみましょう。

 

結婚した後、夫婦仲が良いのだろうなと見える女性は結婚前よりもよりスタイルが女性らしくなり、所作や雰囲気、話し方が柔らかく落ち着くといったことがあります。
あれはつまり、男性から「陰の核ともいえる愛情をもらっているから」だし、男性がより仕事に前向きになり、成果を出せるのも女性から「陽の核ともいえる愛情をお返ししてもらったから」です。

 

それでも女性は陰なので、始めに陽、あるいは愛情を受け取るのが望ましいです。
そして見返りを求めず与える、は本来は男性的な愛情です。
それに太陽は一年中欠けることがありません。
男性は子供を1000人作ることが出来るけど、女性は出来ないようなもの。
だから本来、与えっぱなしの愛情に向いているのは男性なんです。

 

だけど上記の通り、強すぎる陽気は生き物を活かしません。
そして本人にとっても休めないのは負担でしかありません。

 

だからこそ、愛情をもらって、その愛情を質の良い柔らかいものに変換し終えた女性が消耗した男性を癒すわけです。
太陽ってずっとは見ていられませんよね、目が焼けたようになるし、事実脳にもダメージが来ます。
でも月って、かなり長時間でも見ていられます。
そして日付も理解出来ました。
さらに「体液はじめ水」に関わってもいます。
太陽で渇いた土地を癒す力を持っています。
男性的男性は「仕事で心が疲れた時、女性に寄り添ってもらえれば充分である」と語るくらいなので。
(ただその男性、60代超えてはるし、仕事がかなり過酷ででも逃げずにやってきた方なので、多分、日本では珍しいくらいの男性的男性ではないかなあと思ってしまう。こういう人がもっと多かったらなあ)

そういった「愛情の循環」がうまく行われると、男性も女性も、万事うまく回るようになっていくということです。

だから本来は女性が先に愛されていい。
そしてそれをしっかり受け取って良い、その方が良いよということです。
そしてそれを、自分の中で質の良い愛情に換えて、お返ししていくと良いよということ。
もちろん「もらって当然」という横柄な態度では流れてくるものも流れてこないので、感謝する気持ちは大事です。
それがあるとどんどん良いものが流れてくるでしょう。
そして良いものを流していけるでしょう。

 

陰が先、と書いてある通り、ではどうすれば愛されるのか?
おサルさんと花の話が分かりやすいのでそれで言いますと、メスざるのお尻が赤くなったら妊娠の準備が出来たサイン。
交尾のためオスざるはメスざるを誘い始めます。

花がつぼみの時虫は来ませんが、開花したらやってきて受粉を手伝い、それのお返しに蜜をもらいます。


この虫がオスなのかメスなのかは置いておいて。

 

女性としての準備が出来た女性に男性は惹かれるということです。
(昔にロリコンが妙なことを言ってきましたが、あれも一つ参考になることはあったので、機会があればまた書こうと思います)
生理が来たらつまり女なので、10歳くらいで自覚する子は多いのではないでしょうか……とかいいつつ生理開始年齢が早くなってる説あるのですが。
さすがに10歳そこそこで色気づくのは早すぎる気もしますけど……。
恋愛自体は早くてもいいけど、肉体交渉はせめてRー18は守りたいぜ。

つまり
「自分は女性である」
「美しい女性である」
という自覚が大切になってくるのですよ。

 

恋をするとおしゃれをしたくなったり、可愛げ系メイクをしたくなったり、体型が変化します。
実際女性ホルモンも活発化しますから、声が高くなったり髪も肌もつやつやになりやすい。

 

男性にそういう細かい変化がわかるかは微妙ですが、しかし男性も相手の女性がきれい、可愛いとやはり嬉しくなるものです。
「釣った魚に餌はやらない」タイプも多いですが、意外と「女性に甘えられたりすると嬉しい」男性も多いです。

 

ヒーロー願望があり、頼られたい男性はしかし多いですから、女性としては「愛情を受け取る」のも愛情表現の一つです。
そういった愛情の伝え方も大切なんですよ。

 

そしてそれを上手く受け取るために、自分のためだけでない、誰かのための美意識も高めてみましょう。
やはり女性が美しいと、男性は嬉しいものです。
やる気も出ます。
良く言うじゃないですか、
「なんでパスタ作ったの?」
「なんで音楽やり始めたの?」
男の子の返事は
「女の子にモテたいから」
って。男性の目的ってけっこう単純ですよ。

 

そして受け取った愛情をきれいなものに変えて、お返ししていきましょう。
陰陽の循環が良くなれば、男性は男性として活躍しやすくなり、健康にもなれます。
女性も女性として活躍しやすくなり、健康的かつ美しくなれます。

 

反対に、与えたがる女性はちょっと危険かもしれない。
依存につながっている気がします。
これは女性の先輩に聞いたところ、「わかる」と頷いていました。

 

女性が女性でいられるのは男性が男性だからだし、男性が男性でいられるのは女性が女性だからと思うんですよ。
博多の女性がなぜ可愛い?
男性がかなり男やってるから。
博多の男はなぜ男性であるか?
女性がかなり女やってるから。
そんな気がします。

 

ざっくり言うと「無償の愛情」って男女マイノリティ―ジェンダー問わず誰でも養える能力だとは思うのですが、ただ愛情の「質」は違うんだよな……という感じ。
子供を心配して哀れに思うのが母親、子供を強くするために奮起させるのが父親という感じですかね。
一つの理想ですがね。
「与えっぱなしの愛情を持つ」は男性の課題であり、女性の課題は「受け入れる愛情を持つ」である、と簡単には言えるでしょう。

刀と鞘がそうであるように、刀が抜き身のままだと色んなもの、あるいは刀自身がさびなどで傷つくものですが、鞘がそれをカバーすることで色んなものと刀自身を守ることが出来ます。
(本来刀って戦うためだけに作られた、「単純な武器」ではないですけどね。なんかオメガ6と3の話みたいだな)

 

恋はしていないとしても、成功者である、あるいは一流である男性的男性の側に寄ってみる、接点を増やすというのでもかなり女性性は開花すると思います。
私もとある男性作家さんが好きで、その人の本を読んで考えに触れて、「ああ、女性に戻りたい」と思えたので……。
間接的接点でも効果はあります。

 

まあ、恋愛漫画を読むのも、恋愛映画を見るのもオキシトシンが出るのでおすすめらしいのですが、個人的には女性ホルモン爆上げコンテンツといえばこれだなあと思います。

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これだと映画のように「他人事」ではなく「聞いてる人へ直接的アプローチ」のものなので、面白いです。
(イヤホンかヘッドフォン必須です。一人芝居のえちえちなので聞く人を選ぶコンテンツだけど、試聴してみてね)
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もちろんね、一人ではその陰陽というか、女性・男性的な部分を育めないかというとそうではありません。
だって陰陽のマークも一つのものとして成立してますからね。セルフ交流は出来ますよ。
これが上手く出来れば、「NO」と言える女性になれるでしょう。
上であったように、受け身で染まりやすいという側面から脱却できるということです。
DVから逃げやすい、あるいはそういう事に巻き込まれないで済むかもしれません。
恋愛が絶対必要なわけではないし、Sexが絶対必要なわけでもありません。
自分の中にある女性性、男性性を意識してみれば良いわけです。
ジェンダーは繊細な話になっているので、言い換えた方が良いのだろうか。私もマイノリティーだけど、別に男女という別が問題だと思えない……むしろ大事だと思うんだけど。
陰陽で言った方が抵抗がないのなら、陰陽で良いですし、明暗でも良いし、前向き・後ろ向きでも良いです。
後ろ向きも時には必要なのでね。
人間力を養うということにつながっている話なので、他者や自分への敬意を持てるようにしておけば育つものは多いと思います。

 

陰陽。
かなり奥深いものなので、また新しい発見があったら書こうと考えています。

陽気をあげるとは?についてはこちら→【陰陽】女性が贈る「陽気」と「陰気」

それでは、ややこしい話でしたがここまでお読みくださりありがとうございました。

 

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