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生活 食べ物

環境問題について考える。コオロギ食に思うこと。

「全てはバランスです。偏りに未来はない」

 

今回の記事はかなり七面倒くさい内容。
興味のない方は回れ右で!
それから、私自身は思想家でも活動家でもなく、左でも右でもありません。
宗教家でもないしオカルト好きではありません。
古いものも科学と化学も好きなタイプです。そんな賢くないけど。
(でも科学的根拠が、と言うならもっと早くかがく進化しなさいと思う。
東洋医学について根拠ないじゃん、と言うけど、実際勧めている食材を栄養学、栄養成分で見たら「合ってるねえ」って。
科学(化学)的発展が遅いのよ。)
義務教育や庭園技能士として勉強し、本などを読み漁って、ある程度の知識をもとに書いているだけです。
色んな意見が飛び交うことなので、いちいち喧嘩していたら時間の無駄です。
「こういうのもあるのかなぁ」くらいのスタンスでお読みくだされば良いかなと思います。

 

コオロギなどの昆虫色が人類の未来をすくう、などというのが増えてきていますが、あれは実際危険です。
東洋医学で説明されていることを軽く紹介すると、コオロギなどは微毒であり、妊婦さんが食べると流産の危険があり、さらに母体へのダメージも大きいです。
さらに高齢者、子供、基礎疾患をお持ちの方々には勧められません。
コオロギ自体が寄生虫を持っていたり、病原菌を持っている可能性も高いので、まあ、間違いなくやめた方がいいですね。

 

そもそも環境破壊が起きている、というので昆虫食べようというのがおかしい気がする。
環境が破壊されていくなら、虫だっていなくなるでしょう。
なのに植物も動物もいなくなるから虫食べようって、どういうこと?
食物連鎖から離れた存在はいないのだから、虫も生き残っているかどうか。
人口が増え続けるから、というような説明もありましたが、果たして人口って増えていますか?
昔は未開の土地がたくさんありました。
台湾なども戦中までそうだったのですが、日本人が上陸し、台湾の隅々まで探索、そこで戸籍をつくり、正確な人数をはじめて把握したくらいです。
100年も経っていません。
そのくらい、未開な土地が多かったので、今の人口と昔の人口で差があるように見えるのは当然でしょう。
だって把握出来なかったですからね。
そもそも、未開の土地、未開の部族と言っている時点で「なんか傲慢だな」と思うところもあります。

 

人口が増え続けることはありえません。
先進国や衛生観念、あるいは医学に精通した国々はあまり多産ではありません。
ちょっと嫌な言い方をすると、子供が死ににくくなったからではないか、と個人的には思います。
もちろん生きられる環境があるのは良い事です。
戦後も子供が多かったです。
人口を増やさないと、これからの発展を支えられませんから。
失った人命を取りもどさなければなりません。戦後生まれの母親は9人きょうだいです。
コロナでも人口は増えました。
男性は命の危機を感じると性欲が上がります。子種を残そうと本能的に考えるからです。
人命は失われ、そして巣籠になりました。
そりゃ増えます。だけど、そもそも日本は減少傾向にありました。
さらに亡くなった方たちと比べると、新しい命は少ないのではないでしょうか。

 

それと、地球環境の変化はテクノロジーやCO2などに関わりなくずっと繰り返されてきました。
日本は最古の国で、しかも文字があるのでしっかりとした文献が残っています。
平安時代は今よりも温暖。平均温度が2度ほど高かったと推測されています。
戦国時代は小氷河期。
皆が野心のためだけに戦っていたわけではなさそう。でもドラマでは氷河期なシーンはあんまり描かれない。
日本だけではなく、中世は小氷河期だった、とは世界史に詳しい方なら知っていらっしゃるかもしれません。
緩やかにプチ温暖~プチ氷河期を繰り返していたようです。
その中で、人だけでなく、自然界のものは大多数生き残りました。そして進化もしました(環境適応?)
よく言いますよね、最強の動物は変化出来るものである、と。
日本人って身長伸びましたしね。ちょっとづつ変化してるんでしょう。
ちなみに私、考古学オタクです。歴女です。

 

昆虫食になぜ切り替えるのでしょう?
そんなに食の危険があるなら、まず確保、種を保存し、南国か、あるいは北国の植物をよく知り環境に適したものを栽培する。
畜産業を守る。
その方がよほど良いんじゃないでしょうか?
プチ気候変動を繰り返しているので、そこまでやりこむと却って危険かもしれないんですけど……。
今はハイテク農法があり、技術の進化でビルの中でも野菜を育てられます。
栄養で言えば、土で育つものの方が優れているでしょうが、こういうテクノロジーもある程度は必要です。
日本はただでさえ自然災害が多いですから、種子の保存はやっておいた方がいいでしょうし。
そっちが優先事項のはずですよね。
少なくとも今の私たちの体なら、虫よりも野菜やお肉、魚などが合っているし、慣れている。
なのに、なぜそれらを捨てさせようとするのでしょう?
なぜ危険な昆虫食を勧めるのでしょう?

 

ちなみに私、子供のころに樹木医になりたかったのです。最初に抱いた夢はそれでした。
チャンスがあって、木々に関する資格も取りました。
当サイトでは使わないと思ったのですが、一応。

体力や病状の問題で本業にはしなかったのですが、趣味として個人でお世話しています。

 

義務教育で教わることですが、植物は光合成をすることで葉を増やします。
暑すぎてダメになる植物もいますが、そこは人間の知恵で冷たい水を飲ませる工夫が出来ます。詳しくは割愛。
そうやって人間の知恵で生きのびる可能性をあげることは出来るし、光合成した植物はどんどん成長し、たくさんの酸素を出します。
自然の法則で考えれば、二酸化炭素を植物は必要としている。
さらに植物は太陽が好きです。北国よりも温暖な地域の方が、植物は多いでしょう。
夏場なんか、雨と太陽で雑草はびっくりするくらい伸びます。増えます。
本当に温暖化が地球の環境を破壊しているのでしょうか。私には疑問です。
だからといって、温暖化最高!とは言いません。あくまでも緩やかに気候変動を繰り返していた、という歴史を知っただけです。
さらに南のほうでは新種の生物が次々生まれ、名前をつけるのが間に合っていません。
生命絶滅時代なんてとんでもない。

 

何かにとって都合の良いものは、何かにとっては都合が悪いことがあります。
それでバランスを取っています。
牛だって、メタンガスを出すけど、一方で牛フンは土と植物にものすごい栄養を含んでいます。
ホームセンターのガーデニングに行けば売っています。
お金を払うだけの価値のあるものです。
そういうものです。

 

メリットとデメリットは共存し、逆転することもあります。

人間だって、長所が短所になることもある。短所がチャームポイントになることもある。

皆(全部の命ね)で補い合って生きているんだから、あいつがダメだ、あいつは悪だ、と決めつけない方が良いんじゃないでしょうか?

 

それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。何か(?)のお役に立てれば幸いです!

 

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