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体質チェック4「五行」

五行は五臓六腑に通じ、五臓は五官に通じ、感情につながります。

 

それぞれの→については和漢薬膳で説明しておりますが、簡単に書いておきましょう。

星形を作っている→は向かう先を抑制します。

円を描く→は向かう先を育みます。

木に当たる五臓は肝臓、肝臓は怒りを司ります。

火に当たる五臓は心臓、心臓は喜びを司ります。

土に当たる五臓は脾臓、脾臓は悩みを司ります。

金に当たる五臓は肺、肺は悲しみを司ります。

水に当たる五臓は腎臓、腎臓は恐れを司ります。

この五臓のバランスが崩れていると、意味もなくイライラしたり、悲しくなったり、と情緒不安定になります。

更に臓器も圧迫され、たとえば心臓が強く働きすぎると息苦しくなってしまったり。

季節にも左右されがちな五行なのですが、体質チェック自体は簡単なもの。

5×5の質問で、どれが一番多く当てはまったか、どの質問が一番強く症状として表れているか、で見ていきます。

 

Aグループの質問

1・顔色が青黒い

2・仕事での悩みがある

3・疲れ目、目の下にクマがある

4・ストレスを感じやすい

5・眉間のしわが気になる

 

Bグループの質問

1・顔色が赤い

2・動悸、息切れ

3・家庭や恋愛などの悩みがある

4・心配性

5・忘れっぽい

 

Cグループの質問

1・顔色が黄色い

2・アザが出来やすい

3・食欲不振

4・首にしわ、たるみ

5・お腹が張る

 

Dグループの質問

1・顔色が青白い

2・風邪をひきやすい

3・咳や痰が出る

4・肌荒れしやすい

5・鼻水が出る

 

Eグループの質問

1・顔色が黒ずむ

2・足腰が疲れやすい

3・トイレが近い、もしくはあまり行かない

4・むくみやすい

5・若白髪

 

Aが多かった方は肝臓に負担がきやすいタイプ 木が弱い

Bが多かった方は心臓に負担がきやすいタイプ 火が弱い

Cが多かった方は胃腸に負担がきやすいタイプ 土が弱い

Dが多かった方は肺に負担がきやすいタイプ  金が弱い

Eが多かった方は腎臓に負担がきやすいタイプ 水が弱い

 

感情の向く方向により、ストレスのかかる臓器が違うのはなかなか奥深いですよね。

怖い思いをするとトイレに行きたくなったり、不安な時に甘いものが欲しくなったりするのはよくある話。

五行は食の影響も受けるので、「気・血・水」と同じくらい変化しやすい体質といえるでしょう。

しかし「色」で確認できるので、食材を選ぶのは簡単です。

 

それではおすすめの食材を見ていきましょう。

五行それぞれのおすすめ食材。

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