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生活

ちょっと話しにくいお金の話。お金って汚いものなのか?

最近聞いた「お金を稼ぐのは罪悪感がある」という話。私なりに考えてみたお金の価値について。

 

お金というのは欲望の化身でしょうか?
お金の話は汚いでしょうか?
そう考えてしまうのは、なぜでしょうか。

ある人は「稼ぐことに罪悪感がある。負い目がある」と言います。
その人は、一方で親戚だからとお金の無心(本当は借金だけど)はします。
与えられることが普通になってしまって、稼ぐことの意味や価値を知らないお嬢様な人でした。
稼いで使う。
これは立派な社会参加です。
あなたも、社会で出てお給料が出たら嬉しいですよね。
美味しいものを食べれば、農家さんにそのお金が回ります。
「桶屋が儲かる」です。
金は天下の回り物かな?意味は似てるのでどっちでも良いか。
生きていくために必要なことを「悪いこと」となぜ言えるのでしょうか。
そして稼いでいる人がいないと借金も出来ません、彼女には「お金の有難さ」が理解できないのでしょう。

 

色んな事情、理由があると思います。
お金に狂ってしまった知人を見て、「お金って怖いな」と思ったことがあるかもしれない。
「お金を稼がないと」でプライベートを大切に出来なくなった人を見たのかもしれない。

 

そうだとしても、お金はあくまでもお金です。言ってしまえば紙切れなんです。
お金自体には悪意も善意もありません。
「お金に振り回されない」ようにすれば良いんです。

 

私の親戚にも金の亡者的な人がいたので、汚い部分を見てきたこともあります。
今でも見知らぬ他人の懐事情をなぜか勝手に推測する人を見ると「また人の足元ばかり見て」と嫌気がさすこともあります。
人事だとか、仕事で協力するとなると話は別ですけど、まったくの他人の足元(財布の中身)を勝手に推測するのが失礼だなという感じです。
(多分、自信がなく他人と比べることで安心したがっている)
そういう人ほど倹約家ではなく、「ケチ」なんですけどね。
つまり出すべきところで出さない。
なのにいらんところで出す。
震災などで被害に遭われた方への募金などはしないけど金持ちにゴマはする。
こういうお金の話は嫌ですね。
なんというか、お金に失礼よね。ゴマすりではなくお付き合いのためなら良いと思うんですけど。それは大事だからね。

 

「親戚である」というのを利用してお金をむしり取るような人達とは、親戚とはいえなるべく付き合わないようにしています。
彼等を支えるほどの経済力なんてないし、そもそも支える理由もない。
たとえばそれだけの経済力があっても、支えるべきなのは自助努力などしっかり頑張ってる人達で、堕落したいだけの人達を甘やかす理由なんてないですもん。

 

一方、最近で言えばトルコの地震やウクライナへの人道支援のための募金は色んなところに設置されていて、硬貨に限らず紙幣が入っているのも見ました。
ああいうお金の使い方は誰も批判しないのではないでしょうか?
物資が届きにくい、ボランティアも入りにくい、今何が出来る?
お金しか出せないけど、お金なら出せる。
お金で現場ボランティアの人たちの食事、被害に遭われている方たちへの食事や医療グッズなどが買えるなら良いじゃないか……これはお金が便利なツールである証拠のような気がします。

 

私自身、病などもあったのでまともに働けない時期がありました。
20代前半で2年近くの闘病、その間薬が免疫力を下げるものだったのでなるべくなるべく外出禁止、とコロナ以上に気を付けていた日々です。

当然スタートダッシュは遅れに遅れ、勉強する暇はあってもお金は入ってこず、遊びに行けない。
実家で面倒を見てもらい、何とかなりましたが、手術費は保険が下りませんでした(ありふれた外科手術のくせに病名が珍しすぎて保険適用外という、保険の謎)。
入院費だけかろうじて帰ってきましたが、その時思ったのは
「自分を守れるのは自分だけ」
ある意味保険のお陰でこの自覚が強まったので、良かったかなと思います。
これも面白い(?)ことに、体がなかなか弱かったので、遊んでなかった分貯金はあったので助かりました。
お金がなかったら今頃薬も得られずにもっと大変なことになっていたかもしれません。
仕事での遅れを取り戻すためのスキルアップに使いましたね。
和漢の資格も取れました。おかげで健康を維持できるようになりました。
勉強代はもちろんかかりましたが、病院代が浮いたので結果+になってるはずだし、あなたに自信をもって体のためにこういう食事をしてみましょう、と書けるので、他人の役にも立ててるかなと思っています。
立ててるかな? 生理痛で悩んでいるなら一度読んでみて下さいね。→生理痛から解放されたいあなたに。
今後は体質チェックのページも用意しますので、仕上がったらぜひお役立てください。

 

貧乏をしている知り合いは、お金をぞんざいに扱います。
5000円札をテーブルに置いて、そのまま食事。
風に飛ばされても「まあ良いか」
小銭ならなおさらです。
その辺のたばこ皿に置きっぱなし、油と埃まみれ。
「なんでこんなとこに置いとくの?きれいにして貯金箱に入れたら?」
と注意すれば
「たかが20円やん」
と笑って返す始末。
お金のありがたみが一番理解出来そうな環境なのになぜ「たかが」と言えるのだろうか……。

 

「一円を笑う者は一円に泣く」
と言います。
小銭だって今は百均で良いものが買えますから。
バカに出来ないはずですよね。

 

お金がないと、ごはん食べられないですよね。
家にも住めない。

 

子供が欲しくない理由として、「お金がかかる。責任を果たせないかも」があるとかなんとか……。
なんとかなるもんだよ、と言いたい気持ちはありますが、確かにお金の問題はあるでしょう。
家族を守るためにお金は必要。
男性が苦しんでいる時、「稼がなくていい」と言わない方が良いのは、こういう事情もあります。

お金を稼ぐとは狩りに出て成功するのと一緒。

狩りはわかりやすいですよね。
貯金は貨幣価値は変わっても、紙、金属、あるいはデータなので腐りませんが、狩ってきたものは腐ります。
お肉などの保存期間は数日なのか、一日なのか。
獲物を得ないと家族を食わせてあげられません。
ケガをした、病気をしたなら一時的に休むことはもちろん必要です。
人間はチームワークで生き残ることを選んだので、多少なら助けてもらえます。
でもいつかは動かないといけない。
その時「あなたなら大丈夫。一緒にちょっとずつでもやっていこう」
と伝えた方が良いわけですよ。
その流れで言えば、休んでいる間の貯蓄を守っておくのも生き残るためには必要ですよね。
むやみに消費していてはいざと言う時休めませんから。

 

ある人に言わせると、「お金も愛」なんだそうです。
ある程度の年齢になると親戚に赤ちゃんが出来た、生まれた、遊びに来た、ということがありますよね。
その時、子供たちにお小遣いを渡したりするじゃないですか。
私もつい最近、従妹たちが子供を連れてきてくれたので少額ですが渡しました。
「これで遊んで思い出を作ってね」
というある意味「清い気持ち(笑)」で渡します。
それを受け取った子の親も
「これで〇〇ちゃんへのお土産買えるね、良かったね」
と話しかけ、子供の方も頷いて嬉しそうです。
こういうことですよね。自分は(多分、いやきっと)純粋な愛情からお金をあげたわけです。
どうでしょうか。
あなたも、例えば後輩とか、同じように親戚の子供かもしれないし、ご両親かもしれないし、友人へのプレゼントかもしれない。
その時お金を使いますよね。
そのお金で相手に喜んでもらうと嬉しいよね。
ありがとうって受け取ってもらえると嬉しいよね。
与える側にとっても、受け取る側にとっても、お金は愛情の現れということなのだそうです。
小学生の時に友達からもらう「お土産」って嬉しいですよね。
そういう嬉しい連鎖が出来るのも、元はお金があるから。
そしてお金をきれいに使っているからです。

 

お金は稼ぎ方もそうですが、「使い方」で良いものにも悪いものにもなります。
遊ぶ金欲しさだとか、必要じゃないのにバッグや洋服がいっぱい欲しいとか、そういうのは心が虚しいからだと思うのでまた別問題です。
そしてそういう目で見てしまうから、お金お金と言う人をちょっと嫌な感じに思うのかもしれません。
そうではなく、生きるために便利なツールで、使い方によっては誰か困っている人を助けるものになったり、豊かになった分で遊べば経済は回って色んな人のところへ嬉しい連鎖が発生します。
お金を稼ぐというのは、お金そのものが目的なのではなく、それを使って例えば「日々の糧を得る」のが目的ですよね。
余裕があるなら旅行に行ったり、遊びに行ったり。
遊ぶのは悪いことではなく、見識を高めたり、視野を広げ心の余裕を広げるためにそれなりに大切なことでもあります。
日々のうさを晴らし、いいことがあった。
楽しかった。
またこんな時間を過ごせるよう頑張ろう。
そう自然と思えることでもあります。
遊びにふけって、やらないといけないことを見失うから遊びは害になるのであって、遊びそのものは悪くありません。
経済も回るし。
もちろん無駄遣いはダメですよ。

 

無駄遣いはやめる。
たとえば、ストレスで暴飲暴食。
これはお金だけじゃなく、健康も損ないます。
何か嫌なことがあっても、その時自分の体をいじめるのはダメですよ。
甘いものは確かにストレス緩和になりますが、食べ過ぎると胸やけとかなっちゃいますからね。
その後のケアのために医療にかかったり、薬をもらったり、なんてことになると時間もお金もかかります。
食べたいものを食べるのは時として良いことですが、食べ過ぎないようにしましょう。
それに、運動とかの方がすっきりするかもしれません。

衝動買い。
これも危険ですよね。
要らないものを買っても、満たされるのはその一瞬だけです。
次にはなんで買っちゃったんだろう……と後悔するかもしれません。

無駄遣いをしてしまうのは、根本にあるのはストレスとか、欲求不満ではないでしょうか。
ストレスのもとになっていることを冷静に考え、それを解消するのに一番良い方法を見つけられれば、お金だけじゃなく人生そのものが良い方向に向かうかもしれません。

 

お金の管理は大切です。自己管理と一緒なんです。
あなたの「目標」や、「目的」。
そのためのツールとしてお金を稼いだり、貯金したり、自己投資をしたり、余裕があれば遊んだり、推し活みたいな誰かの応援をしたり。
お金はあくまでも「あなたの人生を支えるツールの一つである」と認識すれば、お金におぼれることなくお金に振り回されることなく、良いお付き合いが出来るようになるのではないでしょうか?

 

人生を充実したものにするため、あなた自身のため、その目的のためにお金と向き直してみるのはいかがでしょうか。
もし結婚したいな、子供が欲しいな、と考えているなら。
男性はけっこう、見てますよ。女性の金銭感覚。

一生独身でも構わない、でもたまには旅行に行きたいな、趣味で充実したいなと考えているなら。
やはりそれなりに要りますよね。

生活や家族を守るためにも大切なお金です。
無駄遣いはないかの見直し、出来るところから貯金、自己投資、とあなた自身の可能性を広げていってくださいね!

 

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