言語切り替え

当サイト「椿の庭」は、広告収入を収入源として運営されています。

コキュートス 小説

【コキュートス -月下のバレリーナー】第18話

2024-09-21

 

「コキュートス。ギリシャ神話の冥府に流れる川。裏切者を許さぬ氷地獄のこと」

 

「アウグストが東京に?」
 夕食時だが高梨は対応した。ネイサンの話を聞くと彼は眉間にしわを寄せ、腕を組む。
「進藤には先ほど報告しました。セーラが行われるショッピングモールはどこです?」
「戎ガーデンだ」
 渋谷と目黒にまたがる大型ショッピングモールである。
「すぐに封鎖を。爆薬が仕込まれた可能性が……」
 そこにスマホがけたたましくなった。高梨のものである。
「進藤くんだ。もしもし?」
 高梨はすぐにスピーカーに切り替えた。
「大変です。爆破予告が届きました!」
「!」
 ネイサンと高梨は息を飲んだ。
「言語変換ソフトでしゃべってるんですけど、解析結果、元はイタリア語。安東先輩が言った通り、アウグストかもしれません。セーラを行わなければ爆破させる、と……」
「進藤、安東だ。旬果が危険だ。彼女の保護に回ってくれ」
「無理です!プリマドンナを変更すれば、即座にスイッチを押す、と。今あそこは人がたくさんいますよ!」
「ネゴシエーターを配置する。それから爆破処理班を。爆発物の確認・撤去を急ぐぞ」
 高梨の指示が下った。

 それから半日後のこと。
 爆発物があるなど知らされていない旬果達は、いよいよやってきた秋のセーラに向けて準備を始めていた。
 立ち入り禁止区域がやけに増えた。それに、家族連れやカップルというより男性客が多い。
 珍しい光景だが、相変わらず人が多くにぎやかだ。
 セーラが行われると知りやってきた客もいる一方、たまたま訪れて配布されているチケットを手に入れて笑顔になる客もいた。
 平和な光景だ――警備員の姿がやけに多いが。
 旬果はそこに見知った顔を見つけた。
 茶髪に細身の、進藤。
「進藤さん」
 手をふって声をかけると、彼は一瞬険しい顔をしたがすぐに笑顔を浮かべた。
「お久しぶりですー。すごいっすね、俺バレエなんて初めて見ますよ」
「見に来てくれたんですか?」
「いや、まあ、その……今日は休みで!」
「そう?あ、その……彼はどうしてる?」
「あー、まあ、元気でやってます。でもすっごい仕事人間だから……」
「……」
 まさか、忘れられたのではないか。
 スマホを失くしているとはいえ、進藤と通じれば連絡は取れるはず。
 なぜ連絡をしてくれないのだろうか?
 そうというなら、旬果も連絡を出来ずにいる。
 そんな旬果に、進藤が声を落として言う。
「あの……何か変なものを見ませんでしたか?」
「え?」
「何か変な……バッグかもしれないし、箱かもしれないけど……」
「セーラのために近辺は片付けてて……落とし物は多かったですけど、それは受け付けに渡しました……それが何か?」
「いえ!あのー、気を付けて下さい。何かあったら俺達がいますから、変なものがあったら俺に言ってください。ここの警備員さんでも良いから、触らないように、報告するように」
 彼にしては珍しく、強い声音で注意をした。
「……わかりました」
「よし……」
 進藤はそのまま元の場所へ戻っていった。
 セーラのための掃除……だろうか?
 警備員は植え込みや店・店の間も往復して確認している。

 

「奴の要望は客を逃がさず、セーラを無事に行うこと、プリマドンナは変えないこと……それだけか?」
 高梨の冷静な声が車内に響いた。戎ガーデン内に停車している白のバン。
 中には精密機器と無線が置かれ、現場の砦となっている。
「はい、金品の類も、一切言いません。それらをクリアできなければ即座に爆破させると言っています」
「イタリア人観光客で怪しい人物は?」
「いませんでした」
「パスポートの確認は」
「ここ半年までさかのぼりましたが、全て本物です。偽造では……あ、安東さんは不思議なことを」
「何だ?」
「一部の者が密入国のため、パスポートと戸籍を”買う”のだそうで……つまり、偽造ではなく本物なのです」
「……厄介な話だな。アウグストの顔は知れているだろう?」
「はい。しかし、見つかりません。整形した可能性も視野に入れて探しています」
「ああ……」
 今爆破が起きれば、多数の死傷者が出る。
 だが、彼の目的が分からない。
 車体がノックされた。
「安東くん」
 日本人離れしたアンバーの目を窓から見る。彼は私服だとかなりワイルドな印象だ。
 彼ならわかるだろうか?高梨は思いついてネイサンに訊く。
「アウグストがこんな事件を起こす理由は?」
「私です。これを」
 白い手帳風のカバーがついた、女性のものらしいスマホ。
 そこからアウグストの動画が流れた。
「……青野さんを狙うことで、君に揺さぶり……いや、復讐を」
「ええ。私に奴と交渉をさせて下さい」
「ダメだ」
「しかし……」
「下手に刺激すれば彼はスイッチを押すよ。そういえば、イタリアでも古城が爆破されたんだろう?スイッチはなんだった?」
「ノートパソコンです。奴はそれが開かれるように全て考えて配置しました。カメラ、盗聴器、幹部達の情報を網羅した機器を安全な餌にし、油断を誘って」
「餌……君を仕留めるつもりなら、彼女自身か」
 ネイサンの息が乱れた。
「アウグストを舐めていたとしか言えません」
「サイコパスは読めないんだ。ここで責任を問うて、解決に進むものでもないだろう。その話はあとだ」
「……はい」
「だが、彼女自身がそうだとして、一体どうやって?」

 

「さあ、これで完成よ。どう?」
 と、今回同行スタッフとして入った金髪の女性・ソフィアが言った。
 背が高く、知的な彼女は舞台設置のため、専門学校で学んだという知識をいかんなく発揮してくれた。
 戎ガーデン内の大通りの突き当り、その広場に設置された円形のステージ。
 昨夜確認したが、照明の位置も夜に映えるようになっていた。
 ダンテ神曲の全ては演じられないが、物語の概要と見どころが引き立つよう、スクリーンの映像に合わせて一部一部が切り離せるようになっている。
「お買い物に行ってくるわ」
 と、バレエ団の何人かが出かけて行き、楽屋代わりに貸切ったパウダールームに、旬果は一人になった。
 他の皆は観光だそうだ。通訳が限られているため、自然団体行動になる。
 そろそろ夕方。
 衣装に着替えるべく旬果はブラウスを脱いだ。
 髪にさしていたヘアピンを取り、櫛と整髪剤を取る。
 鏡に映る自分の顔を見て、緊張に震える胸を撫でてなだめる。
 だが、楽しみだった。久しぶりのバレエだが、演じるのはベアトリーチェ。
 旬果が一人練習していたことを知り、プリマドンナが「日本での公演ならあなたが」と交代を申し出てくれたのである。
 ロレンツォはフランチェスカの言った通り明るく、素直な性格で「可愛い」人だった。
 今はマネージャーである男性と付き合っているそうだ。
 背に手を回し、ブラのホックを外そうとしたその時、なんの遠慮もなくドアが開かれた。
 鍵はかけてあったはず、と旬果が振り返ろうとした時にはすでに、”彼”は背後に立っていた。
 パッと見はバレエダンサーの一人だった。中でも背が高い、小麦色の肌の彼――だが目の色が違う、と気付いた時には口が塞がれていた。
 鏡に映るのはオレンジ色の髪だったが、薄い青の目、細かい皺のある、豹のような風貌は見覚えがあった。
 一度見たら忘れられない整った顔立ちは、イタリアでの生活を思い出させるほど強い印象を与えた。
「お互い……すれ違いの出会いを覚えているようだ。だが声を交わすのは初めてだな。君がシュンカ・アオノ。日本のアートバイヤーで、元バレリーナか……」
 旬果は首を動かし、彼に向こうとした。体中が錆びたように固くなり、関節がギイギイ鳴るよう。
 アウグストは拘束を緩めると、穏やかに微笑んで旬果の肩を撫でた。
「自己紹介といこう、私はアウグスト。イタリア西部で生まれ、その街に捨てられた者だ。死ぬ思いで生き残り、あの街を支配するに至った男だよ。そう、クラネ・ジェーロのカポと呼ばれていた。滞在していたなら、噂くらいは聞いただろう?」
 直接目が合う。
 彼の薄い青の目は、冬に凍り付いた湖のようだ。とても美しいが、同時に寒々しく命を感じない。
 怖い――だが今叫んだり、動けば、どうなるだろうか。
 アウグストの青い血管の走るゴツゴツした手は旬果の細い首にかけられた。
 掴まれたわけでもないのに、首は絞められたように苦しい。
「知っているかな……ネイサン・ブラックモアという男を。知らないわけないよな?君は、ここに、彼を感じたはずだ」
 アウグストの左手は旬果の体を撫でながら、下腹部に至る。
 そっと撫でられると、下半身が抜け落ちたのではないかと錯覚するほど体温がなくなった。
 リヴィアとは違う。
 圧倒的に纏っている気配が違う。
 彼は空間全体を簡単に支配してしまう。
「ネイサンが味わったのはどういうものだったのか、興味がある」
「!」
 アウグストは旬果の耳に顔を寄せ、舌でそこをねぶった。
 首筋を噛むように降り、ぐっと顔を持ち上げられたと思うと黒いレースのチョーカーが回された。
(殺される)
 そう思ったが、アウグストはぱっと手を放したため楽になる。
 喘ぐように酸素を吸い込み、胸を上下させた。
 アウグストの指はネイサンが贈ったネックレスを持ち上げ、比較するように鏡をのぞき込む。
「君には黒のレース・チョーカーが似合うと思った」
 そう言うとネックレスを外してしまった。
 さらさらと離れて行く細いチェーン。旬果はそれを追うように視線を滑らせ、アウグストを見上げた。
「気に入ったか?それとも、革細工の方が好みかな?」
 バン!とアウグストは鏡に手をつき、ゆっくりと手を放す。鏡を滑り落ちていくものがあった。
 銀と革で作られたブレスレット。
 ネイサンに贈ったものだ。
 黒く変色している。
 血のせいだ――本能的に分かってしまった。彼がネイサンを撃った。
「さあ、ベアトリーチェ。君がいなければ始まらない。もしセーラをやめるというなら、今すぐここを吹き飛ばしてしまおう」
「な……何を言ってるの?」
「イタリアで爆破事件が起きたことは知ってるね?」
 旬果は頷いた。帰国後にその事件を知り、どれだけ肝を冷やしたことか。
「あれを用意できるのは誰だと思う?」
 あまりに挑発的なアウグストの態度に、旬果はむしろ頭が冴え冴えしていくのを感じた。
「……そんなことして何になるの?」
「おや、意外と気が強いな。私をにらみつけた女は3人だけだ、一人は死んだが。君の勇気に免じて教えてあげよう。私はね、全てを失ったんだ。いや、奪われたというべきだな、君を味わいつくしたあの男に。彼は私の信頼を裏切り、私の組織を壊滅させた。だから彼の全てを奪うと誓ったんだ」
「彼は奪ってなんか……すべきことをしたまでだわ」
 目から涙が引っ込み、力が宿るのを旬果は感じる。
 アウグストは余裕たっぷりに、どこか楽しそうにそれを見返してきた。
「そうかな?人の信頼を勝ち得て、情報を抜き取り、他人に渡す。これが盗みでなくて何だというのだろう」
「それを言うならあなたは……」
「私は求める者に与えただけだ。街の発展は誰のお陰だと?私が戻る前、あの街は28年前と同じ、時代錯誤なクソ田舎だった。それを、私が整えてやったんだ。かろうじてあった劇場、オークション、美術館。どれも小さなものだ。地元客が思い出した時に利用するだけのもの。よそからの客など呼べやしなかった」
「でも、それがあなたの破滅につながったんでしょう?」
「ほほう」
 アウグストは鼻を鳴らした。
「そうだな、あの劇場で君とネイサンは出会った。そして君がベアトリーチェを買い、全てが崩壊した。私にはもう失うものはない。だが最期に見たいものがある」
 アウグストはささやくように言った。

――裏切り者が地獄に堕ちるその姿だ。

「踊らなければ、今すぐこの建物ごと全員あの世行きだ、君はパラディーソとインフェルノ、どこへ行くだろうか?ちなみに君の恋人はコキュートスだろう。二度と会えないかもしれないね」
 アウグストは最後に旬果の首を撫でた。
「このチョーカーを外さないように。外せば、中に仕込まれた爆弾が爆発し、首を切る刃が作動する。すぐに君はあの世行きだ」
 チョーカーに触れ、カチッ、と音を立てるとそのままパウダールームを出ていく。
 旬果はチョーカーに触れた。後ろの留め具、そこに何かが仕込まれている。
(これが爆弾……?)
 旬果は一人になった瞬間、抑えていた震えが起き、立っていられず床に座り込んだ。

 

 いくら探しても爆発物らしきものは見つからない。不審な車などもなく、周辺の建物内にも不審者はいないようだ。
 じりじりと時間だけが過ぎていく、もう日没だ。
 セーラが始まってしまう。
「早く客を帰さなければ」
 高梨は目立たないよう、私服警察官を呼び集め、客を逃がしながら入れ替わる作戦を実行していた。
 事情をごまかさなければならない。当然だが、ごねる一般客もいた。
 なんとか説得を終えた客を、アウグストにばれないようこっそり誘導しているが、動きは遅い。
 その時、ネイサンのスマホが鳴った。
「おい、すごい発見があったんだよ」
 こんな緊急事態に、とネイサンは思わず顔をしかめたが、レオナルドはスマホの向こうで興奮した様子だった。
 高梨がスピーカーにするよう指示を出す。バンの中にレオナルドの声が響き渡った。
「アウグストのことを調べてたんだ。クラネ・ジェーロの前、どこにいたのかって」
「わかったのか?」
「ミラノだよ、ミラノ。そこの一番でかい教会に”告発”を……」
「告発……?」
 ネイサンは同時に日本語で書きながら高梨に見せていた。彼は英語は話せるが、イタリア語は話せない。
「28年前だ。あの教会から人がいなくなった理由がアウグストの告発だったんだよ」
「レオナルド、こっちは緊急だ。要点だけ頼む」
「分かった。奴は孤児で、あの街はずれの教会はそんな子供らを世話をしてたんだ。でもある時アウグストは事件を起こした。あとで判明したが、どうやらただの事故だったらしい。車で相手にけがをさせたんだけど、それを事件だ、と教会はアウグストに罪を償うよう迫った。でもあの時、信号は青だった。歩行者が飛び出してきただけだったんだ。でも、アウグストが告発したのはそれじゃなかったんだ。若い僧侶が女性と不適切な関係を迫っている、というもので、それを聞いたミラノの教会が解体作業に」
「女性と事故には脈絡がないな。だが復讐のつもりだったと?」
「ああ。それから奴は地元のチンピラに目をつけられ仲間入り。でもあいつはその誰もが嫌がる作業を担ったことで、一気にリーダーになっちまったんだと」
「それでタイミングを見て幹部を……」
「後はほとんど噂通り」
 ネイサンは魚の骨が喉にささった時のような、気味の悪い違和感を得た。
 事件にでっちあげられた事故、なのに彼が告発したのは女性関係?
 僧侶をなんとか引きずり落としたかったのか?
 その不適切な関係を告発したなら、彼はむしろヒーローだ。凱旋しても良い、なのにモンテ・ルチェには戻らずミラノでチンピラの仲間入り。
「何かおかしい」
 ネイサンは高梨を見た。高梨は穏やかそうな顔立ちに厳しく眼光を光らせる。
「奴らしくありません。その女性か、僧侶への告発の方をなぜ優先させたのでしょうか」
「ああ。事故を事件とでっちあげたと言えば良かった。その教会には孤児を減らすためにわざとそういったことをしていた、と嘘くらいいくらでもつける」
「なのに女性関係を……そして教会も、それを聞き入れたということは?」
「それが真実か、事実だったのかもしれない」
「レオナルド、なぜ女性なんだ?」
「写真が提出されたんだよ、僧侶と若い女性の」
「それが証拠だったと?その写真を送ってもらえないか?」
「分かった」
 パソコンの画面に古い写真が送られてきた。
 金髪の、薄い青の目。ネイサンは眉を寄せた。
「これは……」
「知ってるか?」
 ロケットペンダントを取り出す。
 そこに写る少女、成長したらこのような女性になるかもしれない。
「おう、似てるな」
「あの教会で見つけたんだ。年齢で言えば、どうだ?この少女が彼女では?」
「大人になると里子に出すには難しい。仮にその少女がこの年齢までなるとしたら、里子に出されず教会の手伝いをしたことになるな。だとすれば……あった、名簿に残ってる。条件に合うのはエミリア、という女性だ。生きてたら年齢は47歳くらいかな」
「生きてたら?」
「彼女のスキャンダルで教会が解体される原因になっただろう、だからか知らないが、行方が分からないんだ」
「相手の僧侶は?名前は何という?」
 高梨が訊きたいことをネイサンは代わりに伝えた。
 数分が過ぎ、レオナルドは言った。
「ピエトロだ」

 徐々に空は群青を濃くしていく。
 アウグストは戎ガーデンを見下ろすホテルの最上階にいた。
 どれほど広く、豪奢な部屋も今の彼を慰めることはない。
 カジノ・バー「イル・サント・デッラ・フォルツァ」――フォルツァの聖人。
 聖人ともあろうものが、人のものを奪い、あげく孤児を犯罪人に仕立てるなど。その皮肉を冠したカジノ・バーは、さらに皮肉なことにアウグストとモンテ・ルチェに多大な利益をもたらした。
 だが不思議だ。ここに立つと、それが全て異世界のように感じられる。
 モンテ・ルチェと違い、日本は空気に青い色が濃く、それが全体をつつましく見せている気がした。
 戎ガーデンとやらも、きらびやかな割にうるさい印象はない。
 どことなくモンテ・ルチェにかろうじて建っていた劇場と気配が似ている。

――でも、それがあなたの破滅につながったんでしょう?

 生意気なウサギの一言が蘇る。
 それとアウグストを睨む、あの目。
 アウグストに過去を思い出させた。
「ずっと一緒だ、と約束したじゃないか……裏切ったのは君が先だ、エミリア」
 つぶやきは誰にも届かない。
 腕時計を確認し、そろそろ時間だと部屋を出る。
 すれ違いざまに女性スタッフが声をかけてきた。
「ピエトロ様、ルームサービスが参りますが……」
「すまない、急用だ」
 にっこり笑ってエレベーターに乗り、シルバーグレイのジャケットを着る。
 一階へ到着し、慌ただしく移動する警備員を無視してホテルを出た。

最終話へ→【コキュートス -月下のバレリーナー】最終話

 

【お知らせ】

ただいま、小説完結記念として投げ銭の期間限定お礼特典を公開中です。

特典は外伝小説をメインにしています。ネイサンはいかにして組織に近づいていったのか?これは3年前の物語。

それを朗読化した音声作品も!

↓予告音声を試聴できます。↓

↓詳しくはこちらをご覧ください!↓

特設ページ。ついに!投げ銭のお礼特典の内容をご紹介!

【クレジット】

COEIROINK:黒聡 鵜月

COEIROINK: クリノクロア

COEIROINK: 花撫シア

無料AIトークソフトCOEIROINK: https://coeiroink.com

VOICEVOX Nemo

 

follow us in feedly

Applause.→web拍手 by FC2

  • この記事を書いた人

深月カメリア

ライター:深月カメリア 女性特有の病気をきっかけに、性を大切にすることに目覚めたXジェンダー。以来、性に関して大切な精神的、肉体的なアプローチを食事、運動、メンタルケアを通じて発信しています。 Writer:Camellia Mizuki I am an X-gender woman who was awakened to the importance of sexuality by a woman's specific illness. Since then, I've been sharing an essential mind-body approach to sexuality through diet, exercise, and mental health care.”

-コキュートス, 小説
-, ,

error: Content is protected !!

© 2024 椿の庭 -The Camellia Garden- Powered by AFFINGER5